05 風邪と汗
風邪と汗
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寒さと風邪
寒い所に長くいると、体が震えたりクシャミが出たりします。
寒いところでは、そのような反応がおこりやすくなりますが、だからと言って風邪をひいたというわけではありません。
しかし寒さによって免疫力が落ちているところに風邪のウイルスに感染すると風邪をひいてしまうこともあります。
熱が上がるとき
風邪をひくとよく熱が出ますが、熱を出すことによって体温を上げ、免疫系が活発に働く環境をつくっています。
また、体温が高いと細菌やウイルスなどが住みにくい環境となり、増殖を抑える働きもあるのです。
脳には体温設定中枢があり、ウイルス感染などで熱を上げる必要があるときは、体温が逃げないように毛細血管を細くし、発熱するように筋肉を震わせます。
顔面蒼白で体がブルブル震えるのは、そのような自然な体の反応によるものなのです。
熱が下がるとき
体温を上げる必要がなくなったときには、体温調整中枢は平熱に戻すため、体の表面に血液をたくさん流し汗をかかせて体温が下がりやすいようにします。
汗は蒸発するときの気化熱によって温度が下がってゆきます。
ウイルスや細菌に感染して熱が出て、やがて下がるのは、このような体の仕組みによるものなのです。
正しい対処法
風を引いて、熱が上がりきって汗が出ている時に、布団蒸しのように、さらに汗をかかせたりすることがありますが、いたずらに体力を消耗するので逆効果になってしまいます。
熱が上がっているときには、氷枕で高熱による苦痛を和らげるようにして、汗が出たら汗を拭きとって、着替えをするようにします。
また、熱が出ているときにすぐに解熱剤を飲む人がいますが、体の防御反応を助ける意味では、すぐに解熱剤を使うのは良くありません。
ただし、体力の弱っている子供や高齢者など解熱剤を使ったほうが良い場合もあります。
解熱剤は副作用もありますので使うときには医師と相談した上で使うようにしてください。
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