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ヒザは酷使され続けています!
私達は
・立つ・座る・歩く・走るなど動くたびに『ヒザの関節』を使っています。
もしその時に
【ヒザが痛い】
と感じたら自由に動けなくなり、日常生活に支障をきたすようにもなってきます。
整形外科の外来にも
【ヒザの痛み】で来る患者さんは多く、高齢者ばかりか若い人も様々な原因で膝痛になります。
年代別ヒザの痛みの原因
小中学生のヒザ痛の場合
この年代では学校や公園、部活動などでの・打撲・擦り傷・転倒などの怪我が多いのですが、成長期の子供のヒザ痛の原因として
- ジャンプしすぎる
- スポーツのやり過ぎ
- ボールを蹴る
- 長く走り続ける
があげられ、これは
「オスグッド氏病」
と呼ばれており「ヒザのお皿の下の骨」が除々に飛び出てきて痛みを感じるようになります。
さらにひどくなると、赤く腫れあがり熱を持ってくることさえあります。
中高生から20歳くらいまでの若者は、ヒザを打撲したり軽い捻挫をすることも多いのですが、スポーツの練習や試合などで無理な力がかかったり、交通事故などの怪我では
で痛みが出ることもあります。
大人のヒザ痛の場合
女性で多く見られるのは関節リウマチがあり、まず手の関節の痛みから始まってヒザや全身の関節に痛みを感じるようになります。
関節リウマチがヒザに起こると、腫れと痛みを伴い動くことに困難を伴います。
20歳以上の男性でアルコールが好きな人では全身疾患の
【高尿酸血症】
が見られ、関節のそばに尿酸が結晶として沈着し、非常に痛みを感じるようになりこれは俗に【痛風】と呼ばれているものです。
【痛風】は足の親指の付け根に出る事が有名で、痛風発作を何度も起こすとヒザ関節にまで病変は及び、腫れと痛みが出てくるようになります。
さらに高齢者になってくると、尿酸の代わりに
【ピロリン酸カルシウム】
が沈着して起こる
【擬痛風】
と呼ばれる【結晶性関節炎】が起こることもあります。
痛風も擬痛風も体温が高くなることがあるので、診断は容易です。
高齢者に多い変形性膝関節症
変形性膝関節症は50歳以上の年齢に多く
- 加齢によるヒザの変形
- 使いすぎによるヒザの痛み
が見られ、老化による膝関節に起こる病気と言え、除々に痛み、除々に悪化してゆき、痛みの強さも痛みの頻度も増えてくるようになります。
変形性膝関節症がひどくなると、ちょっと動かしただけで痛みを感じてしまい、外出もできなくなってしまいます。
1998年当時の調査では変形性膝関節症がある人は1200万人もおり、そのうち治療が必要な人は700万人もいるというデータがあり、現在はさらに患者さんが増えています。
変形性膝関節症の男女比を見ると、女性の方が4倍もあり高齢者になるほど患者さんは多くなってきます。
こんな症状です
変形性膝関節症の症状としては
などがあります。
初期症状は、立ち上がりや歩き始めなど動作を始める時だけに痛みを感じても休めば痛みはとれてゆきます。
中期の症状は、正座や階段の昇り降りが困難になってきます。
末期になると安静にしていてもヒザが痛み、さらにヒザの変形が進行し、足をまっすぐに伸ばせなくなり歩くことさえ困難になってきます。
2013年の国民生活基礎調査で、軽い介護レベル「
要支援1」の原因疾患の第一が
【関節疾患】
となっており、全体の20.7%も占めています。
これからも増え続けるこの病気
日本は超高齢化社会が加速し、65歳以上が3500万人になると言われています。
今後ますます【変形性膝関節症】で苦しむ患者さんも増えることが予想されます。
しかし、変形性膝関節症は予防することが可能な病気で
- 太ももの前の筋肉を鍛える
- 日常生活でヒザに負担をかけないような生活をする
などの工夫で確実に改善させることができ、ほとんどの人は自分で出来るセルフケアによって日常生活が問題なく送れるようにまでなるのです。
今回のシリーズでは、
※変形性膝関節症の改善や予防に役立つセルフケア
を紹介してゆきますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
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