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すでに始まっている再生医療
iPS細胞で作った臓器再生では理化学研究所が行った
網膜の治療
が大きく報道されました。
しかし、現在の所
安全性を検討している
段階ですので、誰でも治療を受けられる訳ではありません。
今後は多くの症例を経て、効果や安全性を高めてゆく事が必要です。
再生医療においては
安全性の確保
は大前提で、iPS細胞を使った治療では
ガン化しない
事が重要で、神経系の細胞は分化した後に増殖しないので、ガン化については安全性は高いと考えられています。
網膜の神経細胞は分化した後にはあまり分裂せず、外から見ることもできますので、網膜の治療がiPS治療の最初に選ばれた理由でもあります。
ガン化しない臓器から
心臓にはガンが出来ない事や、血小板もガン化する可能性はゼロに等しく、このような細胞から、iPS細胞を使った研究が行われてゆく予定で、2〜3年後に安全性を調べる臨床研究が始まると考えてもらって良いと思います。
さらにパーキンソン病は、早ければ来年から臨床が始まると報道されています。
インスリンもiPSで!
iPS細胞を使った病気の治療は多種多様なものが考えられ、そのうち病気をかかえている人の多さや、治療を行った時の効果を考えると
インスリンを作る細胞
が適していると考えられます。
特にインスリンを作れない
の患者さんの膵臓に、iPS細胞から作ったインスリンを作り出す細胞を移植する治療が可能になると、このタイプの糖尿病で苦しんでいる患者さんの生活の質は大きく向上します。
しかしながらこの分野の研究は困難でいまだ研究途上なのですが、研究者の数も多くかなり希望の持てる段階にまで来ています。


心臓や肝臓はいつできる!
現在の段階では臓器をまるごと作るのはまだまだ実験途上で、なぜなら臓器は非常に構造が複雑で、栄養や酸素を運ぶ血管も同時に作らなければならないからです。
別のアプローチとしてラットを使った肺の実験では、取り出した肺の細胞を全て壊し、骨組みだけにした物に別の動物から取ってきた細胞を入れてやると元通りの肺に戻せたという報告があります。
この実験から将来的には3Dプリンターで臓器や血管の構造物を作り、そこに細胞を入れて臓器を作る!という事も理論的には可能と考えられます。
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