03 食事のリズムと時間栄養学
食事のリズムと時間栄養学
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学問的に腹時計を調べてみると・・・
規則正しい生活を送っていると、大体決まった時間にお腹が空くようになり、空腹感を感じる「腹時計」は学問として取り上げられています。
脳内にある体内時計は、体の隅々にある細胞の調節をしていますが、唯一、脳の体内時計の言うことを聞かないのが「食事」なのです。
進化の過程で、地球の環境に適合するように発達してきた体内時計によって私たちは健康を維持するようなシステムを持っています。
しかし、食事だけは食べられる時に食べて栄養を補給しなければ生きながらえる事ができない環境にあったため、時計遺伝子の影響を受けない仕組みになっていると考えられています。
腹時計のリズムを整えるには
腹時計だけは、体内時計通りに動きませんので体内時計に合わせた行動をしてやる事が必要になります。
人間の体内時計は25時間で、地球の自転より1時間長く、毎朝光を浴びることで時間のズレを調整してやります。
そして朝食も大切な朝のリズムとなるのです。
私たちの脳は寝ている間に昼間の疲れを取るとともに、活発に活動し翌日のエネルギーを蓄えるような活動もしています。
脳が夜間に消費する栄養は糖分ですので、朝食には糖質が含まれている炭水化物が良く、メインはご飯やパンを、ほかには少量のタンパク質やミネラルが適しています。
朝食は、ある程度しっかり食べたほうが体内時計の調整のためになり
和食を例にすると「ご飯、焼き魚、野菜」
洋食では「パン、卵、野菜」
など一般的な朝食のメニューが適しています。
炭水化物でも芋類は効果があまり期待できないので、芋類だけの朝食はあまりよくありません。
朝ご飯を食べる意外なメリットとは
食事の間隔を見ると、夕食から朝食までの時間が一番長く、この空腹時間が長ければ長いほど「体内時計のリセット」に効果があります。
つまり夕食から時間が経っている朝食こそ体内時計の調整に役立つのです。
朝起きてから何も食べず、朝食と昼食兼用の【ブランチ】などは、体内時計のリズムを崩してしまう要因にもなりますので、朝食はしっかり食べるようにしたいものです。
糖尿病予防に役立つ食事と時間
糖尿病の原因として【食べ過ぎ】は良く知られていますが、食事のリズムが乱れる事により体内時計も狂ってきて、肥満、高血圧、脂質異常症など様々な生活習慣病の引き金になることがわかっています。
糖尿病の大きな要因は【生活リズムの異常】【食事リズムの異常】で糖尿病患者の細胞内の時計遺伝子を調べると、リズムがめちゃくちゃになっています。
糖尿病患者が、心筋梗塞や脳卒中、腎臓病になりやすい原因の一つに時計遺伝子の狂いがありますが、食事のリズムや生活リズムを整え、運動習慣を実行する事で病気を改善する方向に持ってゆくこともできるのです。
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