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最新の塗り薬
以前は傷の塗り薬として、赤ちんや抗生物質の軟膏程度のものしかありませんでしたが、現在では
- プロスタグランジン(血の巡りを良くする)
- ベーシックFGF(傷口を治す細胞の働きを良くする)
- ブクラデシンナトリウム(表皮を作る)
など医師の処方によって使える新薬や
- 壊死した皮膚細胞を溶かす薬
- ケロイドや火傷の炎症を抑える薬
なども登場してきました。
傷を治す機械
糖尿病の傷の治療に機械を装着する方法があり
陰圧閉鎖療法
は日本では5年前から保険適用となった新しい治療法で、傷口にスポンジを当て吸引し、なかなか治らない傷に刺激を与えて自己治癒力を高めるという効果があります。
私たちは地球上で重力の影響を受け続け、そのことが細胞や臓器の機能維持に欠かせない事がわかっており、陰圧閉鎖療法もその仕組の応用で傷の回復を目指すものです。
この治療を行う事によって、以前なら足の切断しか方法がなかった患者さんも切断をしなくても良いという風になってきました。
高気圧酸素治療
傷口の血の巡りが悪いと傷の治りも悪くなることから、酸素濃度の高い容器の中に入って治療する
高気圧酸素治療
を行うと、傷口の酸素濃度も増え早く治るようになり、この治療は保険適用で行う事ができます。
体外衝撃波治療
結石などの治療で用いられる
体外衝撃波治療
は、傷口に弱い衝撃波を当てて細胞を刺激して治療するという方法で、海外では行われていますが、日本では保険適用にはなっていません。
レーザー治療
ケロイドの治療にもレーザーが使われる様になり、今まで治療が不可能だった傷にも使える様になってきました。
今後も新薬や新しい治療機器はどんどん登場してくると思われます。
傷の治療と美容
手術の後にはできるだけ安静にしていたほうが良いのですが、糖尿病患者さんの傷では外部から刺激を加えた方が治りが良くなります。
またケロイドや肥厚性瘢痕など炎症が過剰になっている場合には、炎症を抑えてゆくなど、傷や患者さんの状態によって最適な方法で治療を進めてゆく事が必要になります。
傷やケロイドは顔や肌が露出している場所に出来ると非常に精神的負担になってしまい時にはうつ病にさえなります。
そのような患者さんが最新の治療によって回復できると生活の質も大きく向上します。
傷の治療にはある程度の時間がかかってしまいますので、治療期間中は傷口を目立たなくするために
メイクアップセラピスト
と共に、特殊なメイクで傷口をほとんど目立たなくする取り組みも行われています。


傷の治療も日々進化しており、今まで治らないとされてきた傷でも治せる様になってきていますので、諦めずに形成外科を受診してみることをおすすめします。
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