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尿酸から出来る結石
尿路結石の原因としてカルシウム以外のものに
尿酸結石
があり、尿路結石の10%弱の人はこのタイプに当たります。
尿酸に関係のある病気と言えば痛風でその原因物質として
プリン体
が知られていおり
などに多く含まれていますがプリン体そのものは私たちにとって必要なものなのです。
体に入ってきたプリン体は複雑な経路をたどって消費されていき最終物質として尿酸が作られ、尿酸は分解も吸収もされず、排出が間に合わないと足の関節や腎臓などに溜まってゆきます
尿酸は普通の状態では尿と一緒に排出されますが
- 尿中の濃度が上がってくる
- 尿のPHが5〜5.5と酸性
などになってくると尿酸が沈殿しやすくなり、尿酸結石が作られてゆきます。
尿酸結石の治療法として
尿酸を作らない様にする薬の服用
があり、現在では数種類の薬を使うことができます。
また
尿のPHを6.5〜7のアルカリ性
にすると結石が面白いように溶けてゆきます。
リン酸マグネシウムアンモニウム結石
リン酸マグネシウムアンモニウム結石は膀胱や尿道など下部にできやすく、あるバクテリアに感染することによって起こります。
近年では衛生状態がよくなったので、このタイプの結石はほとんど見なくなりましたが、寝たきりの人でカテーテルを使っている人などに出来ることがあります。
治療は石を砕く処置をした後に、感染を予防する対策をとります。
シスチン結石
シスチン結石は尿路結石の数%に見られ原因は遺伝によるもので家族歴の有無を調べることも大切です。
子供で結石が出来る事は珍しいのですが、石がある場合にはシスチン結石の可能性があり、結石の分析をすると確実に判明します
この結石の特徴は両方の腎臓に出来、腎不全になるリスクもあります。
治療法として
があり、子供でも薬は使ったほうが良く、尿をアルカリ性にすると石も溶けてゆきますので、2つの治療を併用すれば再発防止にもつながります。
自己診断は危険です
尿路結石そのもので命に関わるような事はほとんどありませんが尿路結石は繰り返す事が多く
などの自覚症状がある時などは自己診断で尿路結石だと思ってしまう人が多いのですが、その中にはガンによるものもあります。
男性の結石患者は30〜60歳で多くみられますが、この年代はガンが増える年齢と重なり、実際に尿路結石の再発を自己診断してガンの発見が遅れ、命を落としてしまう患者さんもいます。
痛みや血尿は異常のサインですので、自己診断せずに専門医を受診するようにしましょう。
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