02 機能性ディスペプシア、症状と原因
機能性ディスペプシア、症状と原因
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検査は異常なし?
機能性ディスペプシアでは、いつも胃の痛みやムカつきなどの不調を感じ病院で内視鏡検査やバリウム検査をしても【胃潰瘍】【胃のポリープ】など何ら異常は見つかりません。
単なる胃の不調程度では命にかかわるような状態ではないので積極的な治療を受けられず、患者さんは痛みや不調を我慢して何も解決しないまま先の見えない日々が続くことになります。
このような症状で苦しんでいる人は多く、実に日本人の4人に1人は機能性ディスペプシアにかかったことがあると報告されていて、外来でもこの病気の患者さんは多く見られます。
こんな症状が出ます
機能性ディスペプシアには
・食後の胃のもたれ(いつまでもミゾオチのあたりに不快感がある)
・早期膨満感(食べてすぐおなかいっぱいになる)
・ミゾオチの痛み(食事に意欲がわかない)
・ミゾオチの焼ける感じ(胸焼けよりも下のあたり)
このような症状があります。
私達は物を食べると・口で咀嚼して⇒食道を通り⇒胃に運ばれます。
胃に食物が入ると、胃の筋肉が緩んで食べ物が入りやすいように準備を整えます。
(お相撲さんやギャル曽根がなぜ多くの食べ物を食べられるようになるのかというと、胃の筋肉は訓練をすることによってより伸びやすくなり、多くの食べ物が入るようになるのです)
胃に入った食べ物は、胃のぜん動運動によって腸の方に送り出され、消化液と混ざった食べ物は「おかゆ」状になって十二指腸へ流れてゆきます。
この一連の機能が上手く働かない状態が【機能性ディスペプシア】なのです。
食べ物を食べても胃の筋肉が緩まなければ、すぐにお腹いっぱいに感じます。
胃の動きが悪いと、いつまでも胃に食物が残って【もたれ】や【痛み】を感じます。
また胃壁が知覚過敏になると、少しの胃酸の分泌でも【痛み】を感じたり、胃の内圧が上がり、少し食べ物が胃に入っただけで痛みを感じる様になります。
ストレスも原因です
胃腸は自律神経で動いていますので、自律神経が不調を感じると胃腸の調子も悪くなります。
ストレスと聞くと精神的なものだと思われがちですが【睡眠不足】や【過労】もストレスが溜まった状態で、このような時にも胃腸の不調が現れてきます。
機能性ディスペプシアは特別な病気ではなく、何かのきっかけがあれば誰でもかかる病気で、経験した人も多いのではないでしょうか?
もし、胃の痛みや不調が長く続く時や、痛みが強い時には簡単に考えずに専門医にかかるようにしましょう。
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