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100年前の驚きの治療法
日本における吃音治療は1903年に伊沢修二先生が始めたとされており、100年以上の歴史があります。
伊沢修二先生の吃音治療として
腹式呼吸
話すときは音を伸ばしながらゆっくり発生する
という方法があり、この方法で話すとどもって音を繰り返すことがなくなります。
吃音は母音でも子音でも出てしまうことから、吃音の原因は舌ではなく喉の声帯にあると考え、声帯を絞めすぎないようにする発声法が考え出されました。
またもう一つ大切なことに
吃音を絶対に治す
という強い気持ちを持ち、3週間行われる訓練期間中はその思いを持ち続け様々な場所で話すことにより、実際に30年間で2万人の人が全治したという記録があり、国やマスコミでその成果がたたえられました。
吃音の会
その後吃音を治す民間矯正所も多数でき1966年の新聞に掲載された吃音の原因は
であるとされていました。
またなかなか吃音が治らない人が集まり「言友会 」という会も全国レベルで作られてゆき、10年後には
吃音を治すことに時間を費やすよりも、そのまま社会参加をしよう
という「吃音者宣言」が宣言され吃音を持ちながら生きてゆこうという考え方が生まれました。
吃音者への差別と偏見
昔は吃音があると、昇進できなかったり仕事をクビになったり、面接で落とされたりと差別を受ける事が多々ありました。
今から70-80年前のアメリカでは、有名なウェンデルジョンソン先生が、子供が吃音になるのは親が過剰に吃音を気にするからであるという事を指摘しています。
しかし現在の遺伝的な研究などによって
- 親のしつけや育て方に問題はない
- なりやすい体質の人が吃音になる
ということが分かっており、吃音に対する正しい認識を持っておく事が大切ですし、吃音の治療も昔と現在では180度方向転換しています。
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