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橋本病の治療
現在橋本病によって
低下した甲状腺の機能を回復させる治療法は無く、甲状腺ホルモン剤を内服する治療を行います。
お薬は基本的に毎日一回から二回を生涯に渡り飲み続けなければなりません。
また、甲状腺ホルモンを補充しているにもかかわらず改善が認められ無い場合には、甲状腺疾患以外の原因があるかどうかを考慮しなければなりません。
橋本病の治療は甲状腺ホルモンの内服をしますが、多くの患者さんは適切な量が決まると症状も安定します。
薬の服用で
中長期的に注意する病気は2つあります。
無痛性甲状腺炎
1つ目の病気として、甲状腺ホルモンが一時的に過剰になる
【無痛性甲状腺炎】
を併発するおそれがあります。
無痛性甲状腺炎は痛みもなく急に発症し、何らかの原因で甲状腺の細胞が壊れてしまう事により細胞内の甲状腺ホルモンが血中に漏れ出す事によって甲状腺ホルモンが増加してしまう病気です。
無痛性甲状腺炎になるとバセドー病の様な
などの症状が現れることがあります。
無痛性甲状腺炎は自然に治る事もありますが再発を繰り返す患者さんもいます。
悪性リンパ腫
2つ目の病気として、急に甲状腺が大きくなってくる
【悪性リンパ腫】
があり、この病気では
速やかな受診が必要になります。
無痛性甲状腺炎や悪性リンパ腫にならないように、甲状腺ホルモンの量は定期的にチェックする必要があるのです。
日常生活で気をつけること
橋本病の治療中、日常生活での制限は特にありませんが気をつける点として
などの症状がある場合にはすぐに担当医を受診する必要があります。
また、最近になって
妊娠と甲状腺機能に関連性
があることが様々な研究で報告されています。
甲状腺機能が低下する【橋本病】の女性は
不妊や流産、早産の確率が健康な女性に比べて高い
という研究結果が出ています。
しかし、それほど心配する事は無く、
甲状腺ホルモンの補充をして甲状腺の機能を正常にすれば、問題は解決出来る事がわかっています。
不妊や流産、早産をした女性は甲状腺のチェックをオススメします。
橋本病の人は海藻類を食べない方が良い!?
海藻類に含まれるヨードは甲状腺ホルモンの原材料になります。
ヨードを多く含む昆布の大量摂取
や
ヨードが主成分のうがい薬を頻繁に使用する
などすると
事があります。
しかし通常の範囲であれば問題はありません。
甲状腺に意識を向けましょう
甲状腺はほとんど意識しない臓器なのですが、甲状腺の病気は
ホルモン異常の中で最も多い病気
で、女性においてはとても身近な病気なのです。
思い当たる症状などがある場合には、内科か甲状腺の専門医を受診して見ましょう。
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