03 携帯端末、便利さのウラガワで・・・
携帯端末、便利さのウラガワで・・・
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引きこもりへの道
インターネット依存症というと、一日中部屋にこもってパソコンをしているというイメージがあり、ネット依存外来を受診する患者さんの多くは、そのような形でオンラインゲームなどにハマり込んでいます。
特に夕食後から夜中は一番ゲームが盛り上がりる時間帯で、夜中の2時、3時になると頭が冴えて寝ることができず、寝るのは夜明けの時間帯になります。
こうなると、睡眠不足で学校に行く時間に起きられず遅刻や欠席が増えてゆき、やがて引きこもりになって昼夜逆転の生活になってしまいます。
この様に、ゲームなどのインターネットをしたことがきっかけで【引きこもり】になるタイプの子供と、何らかの原因で元々引きこもりしていた人が社会との接点を保つ手段として、インターネットを使いネット依存症になってしまうというパターンがあります。
モバイルネット依存症
最近はスマートフォンの普及で、スマートフォンによってネット依存症になる人も増えてきています。
スマートフォンの場合はパソコンのオンラインゲームなどにハマるというよりも、一日中肌身離さずスマートフォンを持ち、ゲームやライン、ツイッターや動画などをやり続けてしまい、その結果勉強に身が入らず成績もガタ落ちという事になってしまいます。
さらに、夜遅くまでやり過ぎると朝起きられない事から引きこもりに至るのはパソコンでの依存症と同じパターンです。
ただしスマートフォンはほとんどのビジネスマンや学生が使っており生活に密着していますので、通常の人とネット依存の人の境界を見極めるのが非常に困難です。
また、スマートフォンの場合ネットの他に電話としての役割もありますので、ネット依存症だからといってスマートフォンを取り上げづらいという側面もあります。
子供にスマートフォンを与える時には
アメリカで息子にスマートフォンを与える時に「お母さんと交わした18の約束」というものがあり、オンラインでも非常に有名な事柄になっています。
その中でも
子供との対話を欠かさない
-スマートフォンには依存性があり、もし依存してしまうとスマホを上手く使うことができなくなるということを自覚する
スマホは親からの借り物
-スマホの契約は親がするものですから、子供にはスマホは「貸している物」だという事を伝え、問題があれば取り上げる!という取り決めをしておく
スマホを使う時間を決める
-これは大切な事で、スマートフォンを使う時間を決めておき、スマートフォンの充電器を親の目の届く場所に置き、そこでしか充電出来ないようにしておくというルールを、スマホを与える前に決めておく事は非常に重要です。
また、学校や食事の時などスマホを使わないというルールも決めておきます。
スマホやパソコンの使いすぎ状態というのは、子供の将来を奪いかねない事ですので、家庭や教育の現場でその危険性を把握して指導してゆかなければなりません。
しかしながら、スマホや携帯などの使い方は、先生や親よりも子供の方が詳しくPTAなどで「スマホ利用の押さえておきたいポイント」などの研修会を行うと良いと思います。
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