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末期がん患者でも
卵巣がんが全身に転移し余命3ヶ月と診断された70歳代の患者さんの場合、体に痛みこそあれ「伝え歩き」なら出来るという状態でした。
リハビリとして起き上がる時に介助して、痛みの少ない歩き方を見つけ出してもらうことで
ベッドで座れる
事も出来るようになり、さらにベッドの柵につかまれば歩く事も出来るようになりました。
この患者さんはガンが背骨や肋骨に転移しており動かすと痛みを感じますので
様には動けませんでしたので、腰から肩までを一つの塊として体を起こすようにすると痛みはほとんど感じない事がわかりました。
起き上がれないという理由でやりたい事を諦めざるを得なかった人でも
などリハビリの技術で見つけ出してゆけば寝たきり状態を改善する事ができて、それまで諦めていた「やりたいこと」の
などに取り組めて、それを残すことによって自分の亡き後に親しい人に語りかける事ができます。
[がん告知の本]


残された時間にやりたいことを可能にするリハビリとして
を工夫してゆきました。
アルバムの整理やものを書く時などは、腕がすぐに疲れて体も前のめりになりその結果、背骨に痛みを感じてしまいますので
- 使いやすいテーブルの材質
- テーブルの高さ
- 椅子の高さ
- ひじの置き方
などを検討した結果、1回に出来る時間は減りこそすれ、何度も取り組む工夫をして、自宅で一月半かけて見事に自分史をまとめ上げられました。
[高さを変えられる椅子 テーブル]
その後病院に戻り余命3ヶ月という期間で、この患者さんはお亡くなりになりました。
本当のリハビリとは
たとえ余命が短かったり心身機能が低下した状態でも、積極的にリハビリに取り組むことで充実した時間を持てる様になります。
リハビリの目的は人生をより良くしてゆく事にあるのですが、人それぞれで異なっています。
リハビリは画一的ではなく様々な工夫や方法がありますので、患者さんやご家族と専門家がよく話し合い一緒に考えてゆくことが何よりも大切なのです。
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