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ケアのポイント
ユマニチュードは
などの方法を組み合わせた技術で、具体的には
- 相手の正面で
- 視線の高さを合わせる
- 相手の目をしっかり見る
そして
「あなたの存在を認識しています」
という思いをもって係わるのがポイントです。
認知症の人は何かの情報が入ってきた時に理解するまで時間がかかり、反応にも時間が必要なので
3秒程度待つ
事が大切で、言葉をかけるときにも
こうなの?ああなの?
とたたみかけるように質問をせず待ち時間を意識するようにします。
また複数の質問は相手を混乱させるきっかけになりますので“言い切る”事も必要で、例えば
散歩に行きましょうか?お風呂にしますか?
と選択肢を言うよりも
お散歩に行きましょう
と言って、本人の反応で散歩に行きたいのか、行きたくないのかが判断できることもあります。
反応が無い人の場合
こちらが何か言っても反応が無い時には、自分が発した情報が相手に伝わっているかどうかを確認することが必要で
- 横や後ろから話しかけていないか
- 距離が遠すぎないか
- 声が高すぎたり、大きすぎたりしていないか
などを確認します。
高齢者の場合耳が遠くなり、つい大きな声で話し勝ちになりますが、大きな声で話されると怒鳴り続けられているような感じにもなり、不安感が増大する原因にもなりますので、安心してもらうためにも声の大きさや高さ、ゆっくり話すなどに気を遣う事が大切です。
またコミュニケーションでは
のすべてを使うことが必要で、これらを同時に組み合わせて行います。
たとえ相手が期待どおりの反応を返してくれなくても、心がこもった接し方は安心感につながり、介護の様々なケアの重要な要素になります。
食事の世話で大切な事
自分で食事ができるはずなのになかなか食べてくれない時は、食欲が無い事もありますが、本人に食べたくない理由を聞くと良いと思います。
例えば、お皿の模様が虫に見えて食べられず、お皿を変えれば食べることができたという実例があり、うまくコミュニケーションを取りながら原因を探ってゆくことが求められてきます。
また認知症になると、順序立てて物事を考えたり行動できなくなり、食事で器の数が多すぎると混乱する原因になる場合もありますので、ひとつの器に一つだけ出して、それを食べられたら次を出すという工夫も必要です。
他にも、箸がうまく使えない時にはおにぎりやパンなど手で食べられる食事にしたり、衰えた味覚に、甘味を強くしたものやスパイスや薬味を使って味に変化を付けると食事が進む場合もあり、様々な方法を試して模索していただければと思います。
食事の介助では横に座って、横からスプーンで口元に持ってゆくと、いきなり何かを口の中に入れられる感覚となりますので、正面に座り、これから食べるものを相手の目の高さまで上げて確認してもらう動作と、食事に良いイメージを持ってもらう言葉かけを同時に行うこともポイントです。
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