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心的外傷とPTSD
突然【生きるか死ぬか】という体験に遭遇すると人間は特別な反応をするように体ができています。
そのような反応の総称を
心的外傷後ストレス反応=PTSR
と呼ばれています。
心的外傷後ストレス反応は、予期しないタイミングでその時の体験が生々しく蘇ってきて、非常に辛い状況に引き戻されます。
PTSDは心的外傷後ストレス反応が自分では対処できないまでに悪化している状態で医療機関での治療が必要になり、治療を受ければ必ず良くなってゆきます。
火事場のクソ力と体の変化
実際に【生きるか死ぬか】という状況では『必死』に生きるためにアドレナリンを多量に分泌して『火事場のバカ力』が出ます。
実際に高齢の人が家族を両脇にかかえてガケをよじ登ったという事例さえもあります。
アドレナリンの分泌は短い人もいれば長い人もいて、過剰に興奮した状態が長く続くと
- ちょっとした事でドキドキしたり
- 少しの物音にも反応してしまう
様になり、不眠やイライラを感じるようになります。
過剰に反応する状態が長く続くと、ちょっとしたきっかけで思い出したくない記憶が蘇ってきます。
そのような事を避けるために、なるべく刺激を避けるようになり震災の記憶を呼び起こすテレビなども一切見たくなくなり、だんだんと引きこもる様になってゆきます。
PTSDになる人
発生から4年以上が過ぎた東日本大震災では、半壊以上の家屋被害に遭ったうち3割程度の人が一定以上の心的外傷後ストレス反応を感じていて
- 何かのきっかけで記憶がよみがえる
- 日常の行動が大きく制限される
- ドキドキする
- 不眠
などの症状が続いており、今後も長い期間のケアが必要になります。
PTSDの程度は個人差があり
- 女性の方がなりやすい
- 小さい時に心的外傷があればなりやすい
- 不安症など心の健康が弱いとなりやすい
などのリスク要因があり、過去の体験が重大な程、症状に大きく影響します。
心的外傷後ストレスによって生活に支障が出て社会生活が送れない様になる人もいますが、専門医の治療を受けて状態を改善する様にすることが何よりも大切です。
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