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高脂血症の薬物治療について
コレステロール値や中性脂肪値が高い時に確実に下げる最も有効な方法は薬を使うことです。
高脂血症の薬物治療で中心となるものに
スタチン
という薬があり、この原型を開発したのは「遠藤章」という日本人研究者で、スタチンは肝臓でコレステロールが合成されるのを抑え、その結果血液中のLDLコレステロールを肝臓にたくさん取り込む事ができます。
スタチンによって確実にLDLコレステロールを下げることができると
の発症リスクが低下するという事例は世界中で報告されており、現在では高脂血症治療の第一選択薬として使われています。
スタチンの副作用は他の薬に比べて多いわけではありませんが
などの筋肉症状の副作用があります。
薬は一生もの?
薬を飲んでコレステロール値が下がったとしても、それは薬の力によるものなので継続が必要です。
高脂血症の薬はいつまで使えば良いのか気になる所ですが、薬でコレステロール値を下げている間に
をしてコレステロールを上げにくい体づくりができれば、薬を減らしたり止めたりすることも可能です。
飲んではいけない薬
週刊誌の特集などで
飲んではいけない薬
という記事では、高脂血症の薬も含まれていることもあって薬を服用している患者さんが心配するような内容になっています。
薬は医師が診断してその薬が必要と判断した結果処方されたものですので、飲んではいけない薬などはありません。
高脂血症は痛くも痒くもない病気ですので、週刊誌などの記事を鵜呑みにして
患者さんも増えているのですが、必要な治療を中断した結果
合併症が悪化する
事もあり、多くの患者さんは数年後に具合が悪くなってから再び病院のドアをたたくという悪い結果になっています。
治療を始めて、せっかく体が良くなりかけている所で治療を止めて、さらに悪くするようなことは決してしないでいただきたいと思います。
もし薬や治療について疑問や不安がある場合には「かかりつけ医」に相談してみましょう。
スタチン以外の薬
他の高脂血症の薬として
- 腸からのコレステロールの吸収を抑える薬
- 中性脂肪の合成を抑える薬
なども日本で使用されています。
また昨年登場した新しい薬は
2週間ごとの注射
をする治療で、今までよりも大幅にコレステロール値を下げることができる画期的な薬になっています。
治療のガイドラインと健康アプリ
脂質の基準値や治療のガイドラインは
日本動脈硬化学会
で作成されており、2017年夏に5年ぶりにガイドラインが改訂され
の人に関しては、より厳しくLDLコレステロールを管理するように記載されています。
また・年齢・血圧を入力すれば
目標のLDLコレステロール値
がわかるアプリも、日本動脈硬化学会がこの夏くらいから使えるように準備中です。
一番大切な事
脂質異常症の治療の基本は
- 食べ過ぎない
- 肉より魚を多く食べる
- 野菜を多く食べる
- 毎日体重を測る
- ウォーキングなどの運動
があり日々の積み重ねで生活習慣を改善する事がなによりも大切なのです。
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