01 総合診療科の役割
総合診療科の役割
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総合診療科とは
大きな病院などで「総合診療科」はよく見かけます。
「総合診療科」は病院の規模によっても異なりますが、大学病院などの大きな病院で、自分がどの診療科にかかればよいのか迷った時に受診するのが「総合診療科」と捉えていただいたら良いと思います。
たとえば「内科」でも多くの診療科があり、診療室に入ってから他の科へ行ってくださいという事もよくあります。
総合診療科では、どこに行けば良いのかはっきりしない場合など、内科的な病気の場合には「総合内科」という部署を作っている病院もあります。
また中小の病院では、内科を中心に色々な病気に幅広く対応する診療科を「総合診療科」として位置づけている所や、内科だけで総合診療科を受け持つような病院もあります。
総合専門医
総合専門科には「総合専門医」がいるように思います。
現在、内科や外科などの専門医制度にも見直しの議論がおこなわれているところですが、病気を幅広く診る総合専門科や制度化についても、同様に議論されています。
総合診療科の役割
総合診療科では、症状が軽く見えても重大な病気が隠れている場合などに診断を下す役割や、患者さんが自分の病気をどこの診療科で見てもらえば良いのかわからない場合に医師が診断して時間的なロスを無くすという意味合いもあります。
総合診療科といえば、全ての病気に対応していて、なんでも治療してもらえそうな感じも受けますが決してそのような事はありません。
病名や原因がわかれば、それぞれの病気に対応した診療科に行ってもらうことになりますし、もし専門医が病気の原因がわからない場合に「あなたの病気はこの科では見られません」というようなことになった場合、総合診療科で患者さんと一緒になって病気の原因や治療を探していくという風な役割を持っています。
一般的なことに例えると、旅行のツアーコンダクターのようなイメージを持ってもらえるといいかもしれません。
スーパードクターではないけれど・・・
耳が痛いとか、目が痛いなど患部の部位と症状がはっきりしているような場合には、どの医者が見ても耳鼻科とか眼科の病気であるということがわかります。
しかし熱が続いているとか、だるさが取れずすっきりしない、なんとなくめまいがする、元気が出ないなどの場合にはどこの病気なのかなかなかわかりません。
そのような漠然とした病気で専門科を受診しても、診察の結果他の診療科に行ってください。という風に言われるかもしれません。適切な診療科を紹介してもらえれば良いのですが、次に行っても同じようなことになれば困ってしまいます。
そういうときに総合診療科で今後の治療の方針を患者さんと共に探っていくということが、総合診療科の目的です。
総合診療科の医師は、患者さんの「熱がある」や「だるい」などの症状から、いろいろなケースを考え可能性のある病気を20から30種類リストを作って、どの病気に当てはまるのか検討するということをする場合もあり、病気を広く捉えて考えるということが行われます。
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