スポンサードリンク
増加中です!慢性すい炎
慢性すい炎になる人は年々増加しています。
ある50歳後半の男性の場合では10年以上毎日多量のお酒を飲んでおり
数年前から左の背中やみぞおちに痛みがある
事を訴え、痛みを感じた時にはそこを押して、何とか痛みをしのいでおり、本人は胃が悪いと思っていました。
最近になって痛みは和らいできましたが
があり、病院に行ったところ
慢性膵炎
の診断を受けました。
この男性のすい臓はアルコールの影響で細胞に炎症が起こり、それが痛みとなって表れていました。
アルコールを飲み続けた結果、すい臓の炎症は継続されて細胞は確実に壊れてゆき
すい臓の線維化
という状態になってゆきました。
線維化した細胞は、炎症は起こらず痛みも感じない様になるのですが
などすい臓の大切な働きが出来ない様になってしまいます。
慢性膵炎によってすい臓が線維化すれば消化液が分泌されませんので、食べた物が消化吸収できず
などの自覚症状が出てきます。
痛いうちに病院に行っていれば・・・
慢性膵炎では
という順番で悪くなってゆきますので、炎症で痛みを感じているうちは、すい臓の細胞と機能はまだ生き残っている状態で治療すれば回復が期待できますが、線維化にまで移行すると回復は見込めず
などになってしまいます。
慢性膵炎の原因は男女とも
- 6割程度がアルコールによるもの
- 胆石
- 遺伝的要素
- 原因不明
となっています。
慢性膵炎の治療
慢性膵炎の治療として回復が見込める段階では
などの生活習慣の改善に取り組みながら
- 消化酵素の内服薬
- 痛み止めの薬を飲む
- 内視鏡で膵管を広げる
- 石があれば衝撃波で砕く
などの治療を行います。
すい臓が線維化して回復が見込めない時の治療では
- 下痢を抑える薬
- 大量の消化酵素薬を飲む
- インスリン治療
が必用になります。
一度壊れてしまったすい臓は元に戻る事が難しく、慢性膵炎の治療では症状を抑えて、病気と上手に付き合うという治療法がメインとなります。
慢性膵炎になると健康な人に比べ
すい臓がんになるリスクが4倍
と言われていますので、注意が必用になります。
急性すい炎で注意すべきこと
急性すい炎から慢性膵炎に移行する人は数パーセントで、その原因の大部分はアルコールにあります。
また急性すい炎の原因がすい臓がんだったという場合もあり
などの人が急性すい炎になった場合には、すい炎の治療が終わった後にすい臓をよく調べておくことも大切です。
スポンサードリンク