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心臓が悪いと夜間頻尿になる?
健康な人なら夜間は抗利尿ホルモンの働きで尿ができる量が抑えられるのですが、何らかの理由で夜間でも尿が多く作られるのが夜間に頻尿になる原因です。
夜に尿が多くなる原因として
加齢によるもの
があります。
加齢による心臓や血管機能の低下により昼間に下半身がむくむと、夜寝ることでむくんでいた水分が血液と一緒に心臓に戻ります。
うすまった血液濃度を適正に保つ為に尿が多く出てくるのがその原因で、加齢で弱ってきた心臓や血管の機能を補っている働きとも言えます。
しかし、むくみが下半身から上半身や顔まで進行してくると
心不全状態
になり、加齢で下半身だけがむくむ人は心不全の予備軍と言えます。
足がむくんでくると
- くつしたのあとがつく
- 夕方になると足がきつい
- 向こうずねを指で押すとしばらく残る
などの自覚症状があります。
むくみがあって心臓も悪い人では
少しの動作で息切れする
事があり、むくみや夜間頻尿にこの症状が一緒に出ている人は心臓に問題があると考えてみましょう。
隠れた心不全を見つける
ある患者さんの例では、スリムな体型でも下半身にむくみがあり、指で押すといつまでも跡が残り、排尿記録を付けてもらうと
と典型的な夜間頻尿でした。
この患者さんは富士山を登るほど元気な人でしたが、昨年は登山8合目で調子が悪くなり、再チャレンジしても8合目までしか登れなかったという変化があり、心臓に問題があるかもしれないという事で検査をしたら心不全が見つかりました。
心臓に問題がある場合には、いままで出来ていた事が今までどおり出来ない様になってしまい
これに夜間頻尿やむくみがある場合には心不全があるかもしれないと考えてみましょう。
心不全と夜間多尿の治療
心不全の治療では、利尿薬を使う場合や、最近では適切な運動療法の「心臓リハビリ」で心臓を鍛え直し、これによってかなりの改善が期待できます。
また夜間多尿の対策に、午後2時頃に利尿薬を飲み昼間に余分な水分を出して夜の尿を減らすという治療も行います。
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