背骨の治療のキホン
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背骨の治療として、手術で治療する方法と手術しない保存療法に分けられます。
保存療法は、薬による治療を始め、理学療法や運動療法、さらに注射によるブロック治療などがあります。
薬を使った治療としては、痛みを取る薬を飲んだりシップ薬などで痛みの治療を行い、ぎっくり腰など非常に強い痛みの場合は座薬を使う場合もあります。
また、筋肉の緊張やコリで痛みが出ている場合には筋肉の緊張をほぐす薬が効き痛みを取ってゆきます。
長い時間歩くと、足がしびれたり痛みで歩けなくなる【脊椎管狭窄症】などの場合には、神経の血流を良くする『プロスタグランジン』という薬が効果を上げる場合もあります。
高齢者で骨粗鬆症の患者さんには、骨を丈夫にする飲み薬があります。最近では骨粗鬆症の薬は多くの種類があり非常に効果を上げています。例えば『ビスフォスフォネート』は週1回の内服で骨を丈夫にして圧迫骨折のリスクを半分ほどにまで軽減する効果があります。
理学療法は、症状に応じて、けん引療法や温熱療法、マッサージなどが行われます。
運動療法は治療とともに再発防止という目的があります。首や腰の筋肉を鍛えたり、ストレッチなどで筋肉をリラックスさせ、痛みの改善と予防の効果があります。
運動療法を安全に行うには、整形外科などの専門病院で指導をうけるか、運動のパンフレットなどを参考に行うのが効果的です。運動療法は自宅でもできますので健康維持と背骨の若さ維持のためにも、ぜひ身に着けておきたいものです。
肩や腰など特定の部分に痛みがある場合には、その場所に『トリガーポイントブロック』という麻酔を打ちます。『トリガーポイントブロック』は外来でも簡単に受けることができます。
【脊椎管狭窄症】や【椎間板ヘルニア】などで痛みがある場合には神経の近くに注射を打つ『神経ブロック』が効果を上げます。
薬物療法や理学療法、ブロック治療をやっても痛みやシビレが取れない場合には、次の段階として手術を考えます。
背骨の手術には、首や背中、腰など悪い部分や患者さんの状態によって数百通りの手術法があります。
首の代表的な手術には、首の【椎間板ヘルニア】や老化した骨が神経を圧迫する【頚椎症】の手術があり、これらは病変の場所により、首の前や後から神経の圧迫を取り除く手術が行われます。
首の前からの手術は、食道や血管などをよけながら骨や椎間板を削り神経の圧迫を取り、骨盤からの骨や人口骨を移植する『前方固定術』という手術がよく用いられます。
後からは、椎弓(ついきゅう)という神経をガードしている骨を削り開き、神経の通り道を広げる『椎弓形成術』という手術が行われます。
『前方固定術』も『椎弓形成術』も1時間から2時間程度で終わる手術です。
腰で手術を必要とする代表的な病気には【脊椎管狭窄症】や【椎間板ヘルニア】があります。
腰の椎間板ヘルニア手術は、背中からメスを入れ神経をよけて飛び出したヘルニアを取り出すという方法が取られ、脊椎管狭窄症も同じように背中から施術し神経を圧迫した骨を削ります。
これら腰の手術も首の時と同様に1時間から2時間程度で終わります。
最近では内視鏡や顕微鏡を使った、より負担が少なく回復も早い手術も行われるようになっています。
その他にも、曲がった背骨やずれた背骨を矯正する手術として金属などを使う『固定術』という手術もあります。固定術は非常に難しい手術ですが技術の進歩で成績も良くなってきています。
いずれの手術にせよ、病気の部位や患者さんの状態、医師の熟練度、病院の専門性など納得の行くまでセカンドオピニオンやサードオピニオンなどを取り、手術の効果とリスクを知ることが必要です。
手術によって多くの患者さんが痛みやシビレが改善します。しかし、神経自体に傷があると手術がうまくいってもしばらくはシビレや痛みが残ったりします。
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背骨治療の種類
背骨の治療として、手術で治療する方法と手術しない保存療法に分けられます。
保存療法は、薬による治療を始め、理学療法や運動療法、さらに注射によるブロック治療などがあります。
薬物治療
薬を使った治療としては、痛みを取る薬を飲んだりシップ薬などで痛みの治療を行い、ぎっくり腰など非常に強い痛みの場合は座薬を使う場合もあります。
また、筋肉の緊張やコリで痛みが出ている場合には筋肉の緊張をほぐす薬が効き痛みを取ってゆきます。
長い時間歩くと、足がしびれたり痛みで歩けなくなる【脊椎管狭窄症】などの場合には、神経の血流を良くする『プロスタグランジン』という薬が効果を上げる場合もあります。
高齢者で骨粗鬆症の患者さんには、骨を丈夫にする飲み薬があります。最近では骨粗鬆症の薬は多くの種類があり非常に効果を上げています。例えば『ビスフォスフォネート』は週1回の内服で骨を丈夫にして圧迫骨折のリスクを半分ほどにまで軽減する効果があります。
背骨の理学療法
理学療法は、症状に応じて、けん引療法や温熱療法、マッサージなどが行われます。
運動療法
運動療法は治療とともに再発防止という目的があります。首や腰の筋肉を鍛えたり、ストレッチなどで筋肉をリラックスさせ、痛みの改善と予防の効果があります。
運動療法を安全に行うには、整形外科などの専門病院で指導をうけるか、運動のパンフレットなどを参考に行うのが効果的です。運動療法は自宅でもできますので健康維持と背骨の若さ維持のためにも、ぜひ身に着けておきたいものです。
ブロック治療
肩や腰など特定の部分に痛みがある場合には、その場所に『トリガーポイントブロック』という麻酔を打ちます。『トリガーポイントブロック』は外来でも簡単に受けることができます。
【脊椎管狭窄症】や【椎間板ヘルニア】などで痛みがある場合には神経の近くに注射を打つ『神経ブロック』が効果を上げます。
手術が必要になるとき
薬物療法や理学療法、ブロック治療をやっても痛みやシビレが取れない場合には、次の段階として手術を考えます。
背骨の手術には、首や背中、腰など悪い部分や患者さんの状態によって数百通りの手術法があります。
首の代表的な手術には、首の【椎間板ヘルニア】や老化した骨が神経を圧迫する【頚椎症】の手術があり、これらは病変の場所により、首の前や後から神経の圧迫を取り除く手術が行われます。
首の前からの手術は、食道や血管などをよけながら骨や椎間板を削り神経の圧迫を取り、骨盤からの骨や人口骨を移植する『前方固定術』という手術がよく用いられます。
後からは、椎弓(ついきゅう)という神経をガードしている骨を削り開き、神経の通り道を広げる『椎弓形成術』という手術が行われます。
『前方固定術』も『椎弓形成術』も1時間から2時間程度で終わる手術です。
腰で手術を必要とする代表的な病気には【脊椎管狭窄症】や【椎間板ヘルニア】があります。
腰の椎間板ヘルニア手術は、背中からメスを入れ神経をよけて飛び出したヘルニアを取り出すという方法が取られ、脊椎管狭窄症も同じように背中から施術し神経を圧迫した骨を削ります。
これら腰の手術も首の時と同様に1時間から2時間程度で終わります。
最近では内視鏡や顕微鏡を使った、より負担が少なく回復も早い手術も行われるようになっています。
その他にも、曲がった背骨やずれた背骨を矯正する手術として金属などを使う『固定術』という手術もあります。固定術は非常に難しい手術ですが技術の進歩で成績も良くなってきています。
いずれの手術にせよ、病気の部位や患者さんの状態、医師の熟練度、病院の専門性など納得の行くまでセカンドオピニオンやサードオピニオンなどを取り、手術の効果とリスクを知ることが必要です。
手術によって多くの患者さんが痛みやシビレが改善します。しかし、神経自体に傷があると手術がうまくいってもしばらくはシビレや痛みが残ったりします。
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04 背骨の治療のキホン関連エントリー
- 01 背骨の役割、重要性について
- 神経痛や椎間板ヘルニアなど背骨の病気には大きな病気があります。背骨の構造を知り背骨の健康を維持するにはどのような生活を送ればよいのか?を知ります。
- 02 背骨の老化!どのように現れる?
- 高齢になると老化や骨粗鬆症で骨が弱くなります。弱くなった骨が骨折すると回復するのにとても時間がかかりますし、それが背骨だったら寝たきりになる可能性もあります。
- 03 痛みとの付き合い方、遠ざけ方
- 背中や腰、腕や足に痛みを感じたときに注意すべき痛みと、そうでない痛みがあります。それらの見分け方を知り適切に対処しましょう。
- 04 背骨の治療のキホン
- 腰や首の治療には、手術と手術以外の治療があります。脊椎管狭窄症や椎間板ヘルニアにも手術と保存療法があります。
- 05 背骨にやさしい生活
- 腰痛持ちの人は首や背骨の椎間板ヘルニアなどの病気を持っている人は、悪い週間のために起こることが多くそれら悪い生活習慣を見直すことで病気から遠ざかることが可能になってきます。