虫のトラブル

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マラリア、デング熱



海外では蚊による感染症があり
  • デング熱
  • マラリア
などは有名で、デング熱は東南アジアの都市部やリゾート地でも感染することがあり、マラリアは熱帯や亜熱帯の地域で流行しており年間40万人もの人が亡くなっています。


日本の旅行者では毎年200人程の人がデング熱に感染して帰国しており、マラリア感染は最近少なくなってきました。


デング熱は1週間ほどで治り命にかかわるようなことはほとんどありませんが、マラリアは治療が遅れると命を落とすことも多々あります。


デング熱もマラリアも発熱がありますので、海外から帰国して熱がある場合には早めに病院に行くようにしましょう。



予防には



デング熱やマラリアの予防には蚊を知る事が大切で
  • デング熱を媒介する蚊は昼間に刺す
  • マラリアを媒介する蚊は夜刺す
という特徴がありますので、昼も夜も蚊に刺されないような対策が必要になってきます。


蚊に刺されない対策として
  • 肌を出さない服装
  • サンダルは履かない
  • 虫よけの薬を使う
などが有効で、マラリアの予防には
あらかじめマラリアの薬を飲む
事が有効です。





日本でも怖い虫がいる



国内でも虫によってかかる病気に、マダニによる感染症
重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)
があり西日本を中心に発症が報告されています。


マダニは森や草むらなどにおり、2〜3ミリと小さいのですが、噛まれて血を吸われると体は10倍程に大きくなる生き物で、吸血している間に、様々な病原菌が体に入ってきます。


重症熱性血小板減少症候群 (SFTS)になると、マダニに刺されてから1〜2週間ほどで
  • 高熱
  • 下痢
  • 吐き気
  • 血便
などが見られ、この病気は治療法が無く発病した1割の人が死亡する恐ろしい病気です。


  


登山や山菜採り、キャンプなど自然と触れ合うレジャーをする時には肌の露出が無い服装が大切で、帰った後もダニに噛まれていないか体中をチェックすることも必要です。


もしダニに噛まれていたら取る必要がありますが、無理に取ってしまうと病原体が体内に入ってしまう可能性がありますので、確実を期するなら皮膚科で取ってもらいましょう。
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