知っていますか?総合診療科

知っていますか?総合診療科

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--「知っていますか?総合診療科」--



大きな病院に行くと、総合診療科という看板を見ることがあります。

中耳炎になったときとか、足を捻挫したときには、耳鼻科とか整形外科に行けば良いというのはわかりますし、病院の受付で聞いても悪い所の場所と症状が分かっていればそれに対応した診療科を教えてもらうことができます。

しかし、熱や咳が長く続いているだとか、体の疲れが取れない、なんとなくスッキリしない、よく眠れないし胃の調子も悪い、など自分が行きたい診療科がわからない場合や複数の悪いところがあるような場合には体全体を総合的に診療してもらって適切な診療科で治療を受けたいものです。

このようなことから、総合診療科というものが生まれてきました。

たとえ症状が軽くても、重大な病気が隠れている場合もありますし、肩こりがひどい場合でも実はガンだったということもあります。

総合診療科というものを知り今後病気になった時により良い治療を受けるための知識を身につけておきましょう。


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01 総合診療科の役割

02 診察の手順について

03 隠れた原因を探る

04 生活を守る診療

05 受診の際のポイント

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[放送日] 2012年 11月 12日 - 11月 16日


[ 講師 ] 大滝 純司(おおたき じゅんじ)先生

知っていますか?総合診療科関連エントリー

01 総合診療科の役割
総合診療科というと、どのような病気でかかったらよいのかわからない人もいますが、逆に自分がどこの診療科に行ったら良いのか?とわからなくなった時や、セカンドオピニオンを最初から取りたい時などに最適の診療科なのです!
02 診察の手順について
総合診療科を受診する前にはやっておかねばならないことがあります。きちんと手順を踏んだ上で総合診療科に行くことが費用的にも時間的にも良い結果を生むことになります。総合診療科で行われている具体的な治療の進め方を見ていきましょう。
03 隠れた原因を探る
微熱が続く、お腹が痛いなどいろいろな病気の可能性がある場合に最初から内科や整形外科などの診療科に行くと病気の原因がわからなかった場合に、他の科へ行ってくださいと振り出しに戻ることがあります。しかし総合診療科では専門診療科と連絡を取りながら患者さんの経過観察をして、原因を探ってきますので解決までの道筋は非常にスムーズになります。
04 生活を守る診療
病院に行って検査をしても異常がないと言われ、さらに別の病院で検査をして同じことを言われる堂々巡りをしている患者さんもいます。このように原因がはっきりしない病気に対しては患者さん自身や患者さんをとりまく生活環境や社会環境全てを見て病気の改善を図っていく必要があります
05 受診の際のポイント
総合診療科に行くときの大切な手順!これを知らないと病気の発見が遅れ、時間とお金を浪費することにもなります!