目を守る!涙と粘膜

目を守る!涙と粘膜

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涙の役割



目の表面の黒目の部分には角膜があります。角膜には血管が通っていませんので栄養や酸素などは涙が供給しています。

涙は栄養や酸素の供給の他にも、眼の表面のゴミを洗い流したり、乾燥を防ぐなどバリヤーの役割も果たしており、その厚さは1000分の7ミリ程度と言われています。

涙は上瞼の涙腺から少しづつ出て、まばたきのたびに眼の表面に膜を作り、さらに下瞼に溜まって流れ落ちると、液体としての涙が確認できます。



涙の成分と働き



涙の主成分は水で、他に脂やムチンが涙の三大要素とされています。涙の成分に脂とムチンがあることによって薄い皮膜が眼の表面を覆うことができるのです。

ムチンは親水性があり膜を均一に保ったり、眼の表面が濡れやすい様にする働き『水濡れ性』があります。

水濡れ性とは、水が表面に着いた時に均一に広がリやすくなる事で、均一な皮膜が必要とされる眼の表面にとってはとても大切な事なのです。



ムチンを守るためには!?



ムチンは結膜(白目)にある細胞から分泌されるのですが、ドライアイになるとムチンの分泌が減り眼の表面の状態がわるくなります。

最近ではドライアイの治療薬(点眼薬)でムチンを増やす事が可能になっています。

食物には納豆やオクラなどネバネバした食品にムチンは含まれてはいますが、植物性の物で人間の粘膜の成分とは異なっていますので、納豆やオクラを食べれば体内のムチンが増えるという訳ではありません。
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