いぼ痔になったら!

いぼ痔になったら!

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一番多いイボ痔



痔の中で【いぼ痔】が最も多く、痔の治療の半分がいぼ痔になります。


いぼ痔ができる原因として
  • 便秘
  • 長時間座っている
  • 重い物を持つ
  • 冷え性
など、肛門の血流が悪いことや、肛門に負担がかかると、肛門の柔らかい組織がうっ血してイボになってしまいます。


イボの多くは肛門の奥にでき表面はとても柔らかいので、便がこすれるとすぐに出血し、お尻を拭くときに血が少しつく程度から、多量の出血で便器が真っ赤になることまで様々で
出血が多いと貧血になる
ことさえあります。


直腸にいぼ痔があると、直腸には痛みを感じる神経が無いので排便時の痛みはありませんが、肛門の出口付近にできたいぼ痔は痛みを感じる事があります。



イボ痔の治療



一度できたイボ痔は薬やセルフケアで治すことは難しく、イボが大きくなってきて出血や排便が困難になってきたら
  • 注射
  • 手術
などの治療を受ける必要があります。


イボ痔の手術では
結紮切除術(けっさつせつじょじゅつ)
という治療が最も多く行われており、イボの根本を縛り血流を止めてからメスで切り取るという方法で10分〜30分程度で終わり、病院や病状によって
  • 日帰り手術
  • 1週間程度の入院
となっています。


手術後の入浴は2〜3日後からできますし、普通の生活を送って大丈夫ですが
  • 激しい運動
  • 旅行
  • 長時間座る
  • アルコールを避ける
  • 香辛料を食べない
などにしばらく注意しましょう。


注射での治療は痛みを感じにくいイボ痔の根本の粘膜に注射をする方法で、
  • 日帰り手術
  • 2〜3日程度の入院
と病院によって異なります。


イボ痔の治療では、手軽な注射を選ぶ患者さんが多いのですが、注射での治療は再発率が高くなりますので、治療前に主治医と良く相談することが大切です。


手術後に注意すべき点として
  • 運動
  • 食事
など便秘にならないような生活習慣に気を付けましょう。
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