正しい精油の使い方

正しい精油の使い方

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アロマオイルを見極める



日常においてもアロマセラピーしよう!という時に注意する点として
『100%天然由来の精油』
を使っていただきたいのですが、日本では精油の決まりは無く「雑貨」として扱われています。

しかし、フランスやベルギーにおけるアロマオイルの扱いは「薬品」扱いになり薬局でしか買うことができません。

アロマオイルは医薬品扱いになると、成分もきちんと分析され表示義務の必要あり、
合成物や混ぜ物が含まれていない天然由来100%のアロマオイルだけが販売を許可されています。

対して日本ではアロマオイルは雑貨扱いですので、合成物や混ぜ物が入ったアロマオイルや、100%天然由来のアロマオイルなど様々な物が販売されており、良いものを見極める必要があるのです。

良いアロマオイルの基準として『ケモタイプ』と呼ばれる『成分分析表』が必ず付いている物を選びましょう。



リラックスする時に使う香り



リラックスしたい時には、副交感神経を刺激する『ラベンダーや』『オレンジスイーツ』などが有名です。

アロマオイル ラベンダー


アロマオイル オレンジ


香りには好みがありますが、ラベンダーの香りが嫌いな人でもラベンダーの香りを嗅ぐと副交感神経系が刺激されますのでリラクゼーション効果が期待できます。

しかし嫌いな香りを無理に使う必要もありませんので、お気に入りのアロマオイルを選ぶ事が基本です。

『檜風呂』の雰囲気が味わいたい時には「ヒノキのオイル」があり、お風呂に数滴たらすとヒノキの香りが広がりとてもリラックスした入浴が楽しめます。

吉野ヒノキのアロマオイル


また、コーヒーの香りにもリラクゼーション効果がありますので場面に合わせたお気に入りの香りを探すというのもアロマセラピーの楽しみ方です。



気合!を入れたい時の香り



気合を入れたり、シャキっとしたい時には交感神経系を刺激すると良く『レモン、オレンジ、グレープフルーツ』などの柑橘系の香りが良いでしょう。

他にはペパーミントなども良く、これらの香りを嗅ぐと脳の前頭葉が刺激され
「やる気スイッチ」
がONになります。

柑橘系オイル



精油、取り扱い注意点



アロマオイルは紫外線が当たると変質しますので、褐色のビンに入れ光の当たらない所で保存します。また長期保存には冷蔵庫に入れて冷やしておくと化学的な変化の防止になります。

またキャップも使った後はきちんと締めて、空気に触れないようにします。

アロマオイルはそのまま使うのでは濃すぎますので、キャリアオイルと呼ばれるオイルで3〜5%程度に希釈して使います。

キャリアオイル



もしアロマオイルを直接皮膚に付けると炎症を起こし、そこに光が当たると活性酸素が生じる光毒性が起こり【やけど】状態になってしまいますので、ぜひ正しい使い方を知っておきましょう。
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