イライラが収まらない

イライラが収まらない

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なぜイライラする?



介護生活では
イライラや怒鳴り散らす
などは何度経験したかわからない程になり、そのような自分にたいしても自己嫌悪になってしまう事も多々あります。


そのような行動の原因は
闘争・逃走反応(とうそう・とうそうはんのう)
という本能を我々が持っており
  • 長期的なストレス
  • 慢性的な疲労感
などで心に余裕がなくなってくると、理性や知性が働かなくなり、そのような反応が出やすくなってしまうので、自分の限界が来ているのだという事を理解してほしいと思います。



怒りを抑える



頭にきた時には息を吐くことで交感神経の刺激をおさえ副交感神経を優位にして興奮を抑える効果が期待できます。


呼吸は
  • 6秒間ふーと言いながら息を吐く
  • 3秒で息を吸う
これを数回繰り返すと興奮が収まり気持ちが落ち着いてゆきます。


冷静さを取り戻したら、怒りを感じているその場から離れ、怒鳴ったことなどを誰かに相談します。


自分が怒鳴ったり、手を出した事を誰かに相談することはなかなかできにくいことですが、ケアマネジャーや地域包括支援センターの相談員は介護の大変さがわかっているので話を聞いてもらう事ができます。



イライラ解消法



毎日の介護でイライラが積み重なってゆくこともありますが、そのような時には
ノートに書きだす
事が心を落ち着かせるために有効です。


具体的には3分間など時間を決めて思いのたけを書き出してみます。


書き出した内容は
  • 相手への不満
  • 自分を責める内容
などが出てくると思いますが、それを見て自分で自分を慰める様に自分自身に声をかけるようにします。


また書き出すことで、具体的な辛さや苦しさを知る事ができ周囲へ相談する場合の要点もわかりやすくなります。


イライラをなくすことは無理ですが
  • 休む
  • 眠る
  • 1人になれる時間を持つ
などをすると気持ちに余裕が生まれイライラも減ってきます。


自分だけで悩みを抱え込まず、ケアマネジャーや家族に相談するなど、自分の環境を変えてゆくようにすることが心の健康を守る上で大切です。
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