毛細血管の重要性

毛細血管の重要性

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細くて長い



人間一人分の血管をつなげるとおよそ10万キロにもなり
その長さは地球2周半
で、血管のうち95%から98%が毛細血管になります。


毛細血管は全身に網の目の様に張り巡らされており、その直径は0.005ミリ(髪の毛の1/10〜1/20)しかなく、肉眼でもほとんどわからないほどの太さしかなく、一般的な動脈の1/1000ほどしかありませんので、毛細血管は赤血球が1個やっとこさ通れる程度の太さなのです。



毛細血管の役割



毛細血管は動脈や静脈と違い
  • 酸素、栄養を体の隅々の細胞まで運ぶ
  • 二酸化炭素、老廃物の回収
という重要な働きを持っており
  • 肺での酸素交換
  • 内臓の働き
  • 肌のハリ艶
などは毛細血管がきちんと働いている証なのです。



劣化する原因



毛細血管は細胞が数珠つなぎになって血管を作っており
  • 内皮細胞
  • その外側にある壁細胞
という構造で毛細血管が劣化すると壁細胞が弱り、内皮細胞も傷んでくるようになります。


加齢による細胞の寿命
20代と高齢者の肌の毛細血管の数の比較では
高齢者は若い人より4割少ない
というデータがあります。


血流が悪い
血流が悪いと、酸素や栄養が十分に細胞に届けられず、血管自体の細胞にも栄養が行かず、毛細血管の劣化が進みます。

また血液の流れ自体に血管内皮細胞を結びつける働きがあり、もし血流が滞ると内皮細胞もボロボロになってゆきます。


血液の質
他の要素として
  • 血糖値の上昇
  • コレステロール値の上昇
  • AGEの増加
などがあると血管の壁細胞が痛み、内皮細胞同士の結びつきも弱くなり、毛細血管は劣化してゆきます。



こんなトラブルが



毛細血管が劣化してボロボロになると、血液が漏れ出し
  • 顔や足のむくみ
  • 皮膚のたるみ
  • 様々な病気にかかりやすくなる
など悪いことばかり起こるようになってきます。
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01 毛細血管の重要性関連エントリー

02 毛細血管の劣化とガン
ガンはこのようにして劣化した毛細血管で発生してゆきます。
03 毛細血管を治療する試み
ガンの治療を向上させるために毛細血管を治療する方法とは
04 毛細血管を整える生活習慣
ガン予防、老化予防、お肌のために!今から毛細血管を健康にする生活習慣に取り組みましょう!
05 毛細血管を整える食事
ガン予防にも!毛細血管を整える毎日の食事とは