切迫性尿失禁その症状と原因

我慢できない尿意を催すことはありませんか？その意外な原因とは

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トイレが間に合わない

女性の尿漏れで2番目に多いのが
切迫性尿失禁
という病気で、突然に激しい尿意を感じて急いでトイレに行くのですが、あと少しというところで尿が漏れてしまう状態になります。


少しの尿漏れなら病気ではないと思うかもしれませんが、尿意を催して間に合わず尿漏れを起こしている時点でこの病気であると言えます。


切迫性尿失禁になると

• 水の音を聞く
• 水を見る
• 台所での水仕事
• 外出から帰った時

などがきっかけで急激な尿意を感じ、もう少しでトイレ！と思っている間に尿が漏れてしまいます。


尿意は日中ばかりでなく、夜中にも起こり不眠の原因にもなりますし、寝ている間に尿漏れしてしまう事もあり、生活の質が大きく下がってしまいます。

原因は？

切迫性尿失禁の主な原因は
過活動膀胱
が最も多く、他には

• 膀胱炎
• 膀胱がん

があり、膀胱炎や膀胱がんの場合にはそれらの病気を治療すれば症状は改善します。


過活動膀胱の多くは

• 男性では前立腺肥大
• 女性では骨盤臓器脱

など尿道の出口がふさがるような病気が原因で起こり、他には

• 脳梗塞の後遺症
• パーキンソン病
• 脊髄損傷

などが原因になります。


女性の場合、加齢による骨盤底の筋力の衰えによって、膀胱や子宮、腸などの重みが支えきれなくなってきます。


前立腺肥大や骨盤臓器脱が原因で起こる切迫性尿失禁の場合には病気の治療を行えば尿漏れも良くなりますが、原因がはっきりせず過活動膀胱だけが起こっている場合には

• 骨盤底筋訓練
• 膀胱訓練
• 薬物療法

が治療の中心となります。
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