切迫性尿失禁の治療と対策

切迫性尿失禁の治療と対策

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セルフ治療と薬での治療



女性の尿漏れで2番目に多い切迫性尿失禁では
過活動膀胱
が主な原因となっており、自分自身で出来る治療として
  • 骨盤底筋訓練
  • 膀胱訓練
があります。


膀胱訓練は、トイレに行きたいと思ってもすぐに行かずに膀胱に尿を多く貯めて膀胱を広げてから尿を出すというもので、この訓練は薬を使った治療で激しい尿意をコントロールできた後に行います。


過活動膀胱に使われる薬は
抗コリン薬
があり、これは副交感神経から分泌されるアセチルコリンによって膀胱が収縮する働きを抑えるもので、副作用として
  • 口の渇き
  • 便秘
  • 視調節障害
があり、閉塞隅角緑内障がある場合には使えません。


もう一つの薬として
β3アドレナリン受容体作動薬
があり、膀胱の筋肉を緩める効果があり尿がためやすくなります。


これらの薬は患者さんの状態に応じて使い分けてゆきます。



夜中の尿意対策には



夜中にトイレで目が覚めてしまう原因の多くは
過活動膀胱
だと思われますが、排尿が多い場合には内科の病気の可能性もありますので、そちらも調べてみる必要があります。


また夜何度もトイレに行っても少しの尿しか出ない時の原因として
不眠症
が考えられます。


夜中に目が覚めるからトイレに行きたいのか、トイレに行きたいから目が覚めるのかの見極めは難しいのですが、睡眠薬を使いぐっすり寝て、朝いちばんに多くの尿が出る場合には不眠症が原因ですし、過活動膀胱がある場合にはオネショをすることで原因を特定できます。



寝る前の水は良い!悪い?



寝ている間に水分が奪われ、血液がドロドロになるのを予防するために水を飲んで寝る事が良いとされています。


しかし、水分をより多く摂っても血液がサラサラになることはありませんし、薬も効きにくくなってきます。


水をたくさん飲んだからと言っても過活動膀胱になるというわけではありませんが、過活動膀胱の人が多くの水を飲むと症状が悪化してしまいます。



自分でできる尿管理




適正な尿量は
1日1200〜1800CC程度
と言われており、それ以上の尿量は水分の摂りすぎが考えられます。


尿の管理には
排尿日誌
が有効で、これは1日に飲んだ水分の量と、検量コップで尿の量を測るというものです。


この記録を付けることによって頻尿や尿漏れ対策の糸口を見つける事につながります。
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