心の防災について

心の防災について

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こころの防災とは



大震災で被災すると誰にでも心身ともに傷を負います。


様々な形で災害への備えをしておく事と共に
心の防災
の準備も必要で、心の防災で最初に大切なのは
※知っておく
という事です。


私たちが生きるか死ぬかという大きな災害に遭った時は
  • 記憶がよみがえり辛くなる
  • ドキドキしたり不眠になる
  • 気持ちが重く沈む
  • 物事への関心が無くなる
という体の変化が起こってきます。


このような体の変化や反応は「性格や意志の弱さ」などとは関係なく、また治療すれば必ず回復出来るという事を知っておくのがとても大切です。


あらかじめ起こる事がわかっていて、その解決法もわかっていれば、落ち着いて対処出来ますし、あらかじめ相談する機関を知っておくと安心です。


阪神大震災以降、大きな災害が起こると
心のケアチーム
が被災地に入っきいますので、ぜひ活用したいところです。



心の健康は体の健康から!



自分自身が出来る対策として
  • 睡眠をしっかりとる
  • 疲れを残さない
  • という事が大切で、休息する時には
  • 寝るための環境作り
を知っていると役に立ちます。


より良い睡眠環境を作るために!
照明を上手く使って健康生活


災害をきっかけに「寝られない」や「辛いことを忘れたい」からとアルコール依存症になる人も多く東日本大震災でも問題になっています。


健康に良いアルコール量の目安は
日本酒は一日一合
また週に1〜2日は休肝日を取ることも大切です。


心の傷は災害後、何年にもわたって私たちを苦しめ続ける問題になります。


それをケアする社会の意識はまだ十分とは言えず、普段から心のケアに取り組む体制が今後必要になってくると思われます。
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03 コミュニティーが支える心の健康
心が折れそうになった時でも人と人とのつながり、コミュニティーがあると救われるものです。お金では買えないコミュニティーの大切さについて
04 被災者を支える人への配慮
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