脳が疲れる事とは

脳が疲れる事とは

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疲れた!は注意信号



脳は体の中でも最も重要な器官と言え、できるだけ疲れないような仕組みが備わっています。


体が疲れている時には疲れの信号を脳が受け取り、体を休めるために眠気を催すようにします。


睡眠不足が続いたり不規則な生活が続くと、眠気によっって注意力が散漫になりミスが増え脳自体の健康も害されてゆくようになります。


体が疲れたと感じている時には
脳が疲れている
と認識し疲れを解消する様にしなければなりません。



甘いものは疲労回復に良い?!



頭が疲れていると、チョコレートなど
甘いものを食べると疲労回復に効果がある
と良く言われています。




血糖値が低下してくると脳はしっかりと働けなくなりますので、チョコレートなどショ糖が含まれている甘いものを食べると、小腸でブドウ糖と果糖に分解され、素早く吸収することができます。


脳にとって酸素とブドウ糖は生きていく上で欠かせないもので、甘いものを食べると、脳の機能が回復するのは間違いのない効果なのです。

★訳ありチョコレート★



アルコールで脳の疲労回復!?



甘いもの同様アルコールで脳の疲労回復が出来る!という人もいます。


アルコールを飲む事でリラックスしたり気分がよくなったり感じるので、脳の疲れが取れたように感じますが実際にはそのようなことは無く、本人が勘違いしているだけなのです。


良く寝るために寝酒をする人もいますが、寝酒は寝付きこそ良くなりますがアルコールが分解された時点で目が覚め、分解されたアルコールでトイレも近くなるなど睡眠の質もよくありません。



飲み過ぎでアルツハイマーになる!?



本来アルコールは人間にとって必須のものではなく、適量を超えれば肝臓はもとより脳にも障害が出てきます。


さらにアルコールの摂り過ぎは
脳が萎縮してしまう
事が知られており、萎縮する部分は左右の側頭葉の内側の
海馬
を含む部位で、海馬は記憶を司る部位として良く知られています。


アルコールによって海馬周辺が侵されると
コルサコフ症候群
という症状が現れ物忘れが頻繁に起こります。


また、今日の日付や曜日、自分の居る場所、目の前の人がわからなくなる
見当識障害
も出てきます。


深酒をして
  • 飲んだ後の記憶が無い
  • どうやって帰ってきたのか覚えていない
などの経験を
ブラックアウト
と言い、ブラックアウトを何度も繰り返していると
最終的には脳の一部が死んでしまう
ようになりますので、アルコールはほどほどに!を是非心がけていただきたいと思います。



脳に良い食物とは!



脳の健康を維持するためには、脳細胞が働きやすい栄養を摂ることが大切で
様々な食物をバランス良く食べる
事に尽きます。


基本の食事がきちんと食べられている上で
脳の機能をサポートする食品
を摂る事も有用で、最近注目されている物に
アラキドン酸
というものがあります。



アラキドン酸は魚の油
DHA、EPA
と同じく不飽和脂肪酸の仲間で、人間の体内でほとんど合成することができず、食事から摂る必要があります。


アラキドン酸が含まれるのは魚の他に
  • レバー
  • 肉類
に多く含まれている事が知られています。


卵、レバー、肉類はコレステロールや中性脂肪が多いので、それらの食材を使ったおかずを一品加える工夫をすれば無理なく摂ることができます。


また、朝昼夜の食事は
  • バランス良く
  • 決まった時間に
  • きちんと食べる
事も脳の健康にとってとても大切な事で「基本のき」なのです。
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