食事内容も時計に影響

食事内容も時計に影響

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食事で体内時計を動かす!?



朝に朝ごはんを食べることで体内時計がリセットされ、調子のよい一日のスタートにつながります。


私たちの体は食事を摂ると
インスリン
を分泌し栄養を細胞に取り込んでゆくのですが、体内時計は朝食を摂った後にインスリンを感じ取って朝を自覚することがわかってきました。


インスリンの出やすい食事は
  • でんぷん質
  • 糖質
の多い食事で、朝食には
ごはんやパン
が理にかなっています。


体内時計のリセットに必要なインスリンの量は少しで良く、血糖値の管理が必要な糖尿病食程度の食事でも必要な量のインスリンは分泌されます。


インスリンの分泌が無い1型糖尿病の人や、分泌や効きが悪くなる2型糖尿病の人でも
タンパク質
が有効に働き、タンパク質は分解されてアミノ酸になり、そのアミノ酸の一部が時計遺伝子に影響を与えることがわかっています。



おすすめの食品とダメな食品



朝食にオススメの食品として
  • ごはん
  • 納豆
  • 豆腐の味噌汁
  • パン
  • 牛乳
  • 目玉焼き
などが良く、これらの食品を朝食にしっかり食べる事によって体内時計はリセットされます。


対して、体内時計のリセットに役に立たない食品には
脂肪
があり、脂肪はほとんど体内時計に影響を与えません。


脂肪の中でも例外として魚の脂である
  • DHA
  • EPA
は体内時計を動かす力があるとされています。



朝、昼、夜に適した食事



朝や昼にカフェインが含まれる
  • コーヒー
  • お茶
を飲むと交感神経が活発になり体温を上げるなど活動に適した効果がありますが、夜にコーヒーやお茶を飲むと眠りの妨げになり、夜型のパターンになったりします。


夜間にはカルシウムの吸収が良くなるので夜にオススメの飲み物や食事はカルシウムの多い
  • 小魚
  • 牛乳
などが良く、骨の健康のためにも有効な食品です。


オールラウンドな食品として納豆があり納豆には
  1. タンパク質
  2. ビタミンK
  3. カルシウム
  4. イソフラボン
などが含まれており、朝食べても夜食べてもとても良い食品です。
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