100万人以上いるB型肝炎

100万人以上いるB型肝炎

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放置してはいけない



最近若い人の間でB型肝炎になる人が増えてきています。


ある50歳代の男性の場合、自分はB型肝炎だとわかっていても自覚症状が無いので、何も治療せずそのまま過ごし、10年程前から健康診断で肝機能が悪いと指摘されていましたが、まだ自覚症状が無く、暴飲暴食もせず、運動習慣もある事から、多少疲れを感じる事があっても大丈夫だとと思っていました。


しかし、急な吐血で救急搬送され、その時点で黄疸も出ており
肝硬変、肝臓がん
にまで進行していると考えられ、命の危険がある状態にまでなっており、もう少し前の段階で治療を開始していれば、ここまでひどくならなかったと考えられます。


もしB型肝炎と診断されたら、すぐに治療を開始する事が大切なのです。


こうして感染する



B型肝炎は
B型肝炎ウイルス
に感染することによって起こり、1986年までは母子感染が主な感染源でしたが、その後ワクチン接種が行われるようになって、母子感染はほとんどありません。


一方、最近の感染は
  • 成人の性交渉
  • カミソリの共有
  • タトゥーや刺青
  • ピアスの穴開け
などによるものが原因になっています。


B型肝炎に感染しても自覚症状が無く、感染を知る方法は
血液検査
で肝炎ウイルスの有無がわかります。


肝炎ウイルス検査は全国の医療機関や自治体で受ける事ができ、自治体によっては無料で検査できる事もありますので、1生に1度は受けておきたい検査です。



治療について



B型肝炎はC型肝炎の様に薬で治療することができませんが母子感染の場合には基本的に治療の必要は無く
3〜6ヵ月に1度の定期健診
で経過観察で様子を見ます。


大人になってB型肝炎に感染すると多くの場合
急性肝炎
を発症し
  • 発熱
  • 倦怠感
  • 黄疸
などの症状が出たのち、数週間で自然治癒します。


しかし症状が消えたからと言ってウイルスが完全に無くなったわけではなく、その後はウイルスの増殖を防ぐ治療をしなければならず
抗ウイルス薬(核酸アナログ)
を使った治療では90%の人に効果があります。


もし治療を行わないと
  • 肝硬変
  • 肝臓がん
など命にかかわる病気に発展します。


B型肝炎ウイルスは強力なウイルスで抗ウイルス薬は長く飲み続ける必要があり、たとえ10年間飲み続けても
ウイルスが消える人は10%ほど
という程度に過ぎず、いかに薬を使ってウイルスの増殖を防ぐのかが肝になり、一生薬を飲み続ける患者さんもいます。



B型肝炎ウイルスの予防



B型肝炎の予防には
ワクチン接種
が有効で2016年10月から0歳児は定期接種で無料で受ける事ができ、1歳児以降は自己負担の任意接種となります。


予防接種はできるだけ早く受けていただきたいと思います。
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