外での食事、家事仕事

健康長寿には運動、食事、睡眠のどれが一番たいせつなのか？アメリカで行われた長期にわたる調査で明らかになってきました！

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高齢者が日本の主役！？

日本では65歳以上の高齢者が3000万人を超え、高齢者の100万人都市が毎年誕生するほどの勢いで、そのような中、健康で長生きしたいという願いは年々高まっています。


77歳の喜寿、88歳の米寿、100歳の百寿、108歳の茶寿、111歳の 皇寿、112歳の珍寿など健康長寿には誠におめでたいという思いを皆が持っているのではないでしょうか。


では「健康長寿」を実現するためには、どのような事をすればよいのか？世界中で行われている研究や取り組みには大いに興味があるところです。

外出や家事が長生きに役立つ！？

林先生が東京都衛生局の健康推進部長をしていた時には、毎日の生活の中に

・栄養・休養・運動

をうまく取り入れる事が健康長寿に役立つものと考えていました。


同じ時期にアメリカで3000人の高齢者について・家族状況・病気を13年に渡り調査した結果

レストランでの食事や映画鑑賞

カードゲームや趣味の会への参加、町内会活動への参加

家事仕事や買い物、仕事

など、社会的、生産的な仕事に取り組んだ場合は、ウォーキングやスポーツジムなどで運動するよりも長生きに役だっていました。


この調査では

※運動をよくする人の多くが長生きをした、という結果は得られませんでした。

外出をほとんどしない人と積極的に外出した人を比べると、外出した人のほうが若干長寿である傾向が見られました。


一番長生きに役立ったと思われるのが『家事仕事』で、家事仕事を積極的に行った人の長生きは顕著に現れました。


アメリカでの調査結果を見ると、長寿のためには運動ばかりに取り組むのでは無く、外出や家事仕事など生産的な活動をするほうが役に立っていることがわかります。

運動は長寿には関係ない？

ハーバード大学の研究で、外出や家事仕事を積極的に行っている高齢者にとって運動はどれくらい健康長寿に役だっているのか？を調べました。


その結果、普段からアクティブに活動している高齢者は、スポーツジムなどで運動してもしなくても長生きには影響を与えないという事がわかりました。


もちろん高齢者でも、スポーツジムでのトレーニングは体力の向上につながることは間違いありませんが、その事が直接長生きには寄与しないのです。


しかし、決して運動は健康で長生きするために無用のものであるという事ではなく、日頃から何時間もかけて行う家事仕事や外出などで体と頭を動かす事が健康長寿に大いに役立つということなのです。

・外出してレストランで食事したり、映画を観に行くこと

・仲間と趣味の会を楽しんだり、一日旅行に行くこと

・家事仕事、町内会活動などを行うこと

など、健康長寿を実現するための指針は示されています！


健康ライフのリスナーの皆さんも積極的にこれらに取り組み、健康長寿を実現しましょう！！
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