メタボ検診について

メタボ検診について

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メタボ検診とは


メタボ検診は2008年から始まった「特定健診」の事を言い、この健診をきっかけに「メタボ」という言葉がポピュラーになり、健康管理や肥満への関心も高まってきました。

メタボ検診では・糖尿病・高脂血症・高血圧など肥満に関係する項目を調べ、将来に起こりえる心筋梗塞や脳梗塞、人工透析などのリスクを知り予防に役立てるために行われます。

メタボ検診の対象年齢は40歳以上となっており

お腹まわり
身長体重
血糖値、血圧、中性脂肪

など内臓脂肪に関係する数値の計測と喫煙などのリスク要因を加えて、どれくらい危険な状態にあるのかの判定が行われます。

メタボ検診は単独で行われるよりも、会社の健康診断などに含まれているもので、定期健診を受けている人なら自然にメタボ検診も受けられています。

定年退職後の健診は自治体などが行う健診で受診できるようになっています。

メタボ検診の結果リスクのある人はその度合いに応じて保険指導が行われます。



こんな指導が行われます




メタボ検診の保険指導はリスクの大小に伴い2通り行われます。

メタボリスクが大きい時には、医師や看護士などの専門家が直接的に指導を行う『積極的支援』が、メタボリスクが小さい時には、専門家の指導の下、患者さん本人が自主的に取り組む『動機づけ支援』が行われます。

いずれも半年後の目標値を決めて、どれくらい達成出来たかなどを見てメタボ解消に取り組んでゆきます。

このような取組みの結果、男性で2.4%女性で3%程の減量効果が報告され、その有効性が認められています。

メタボも放置しておくと糖尿病を始め取り返しのつかない重篤な病気に発展してゆきますので、メタボ検診をきっかけに、より健康な方向にカジを切って頂きたいと思います。



メタボ治療



メタボ検診の結果、基準以上に血圧が高いや血糖値が高いなどで治療が必要な場合には「要受診」という結果のお知らせがあります。

そのような場合には必ず病院に行って治療しなければなりません。
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