尿路結石の原因と予防

尿路結石の治療法

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水を飲んで石を出す!



尿路結石が出来た時の治療法として
自然排石促進法
という治療法があります。


私たちの一日あたりの水分摂取量は1〜1.5リットルですが、2リットル以上の水を飲む事によって尿を多く出す様にするもので、ヒポクラテスの時代から2000年も続けられている単純で一番良い方法で再発の防止も兼ねています。


水を多量に飲んで排出できる石の多きさは
直径が5ミリ以下の結石
であれば、ほぼ排出することができるのですが、排出の過程で痛みを伴います。


結石を排出する手助けとして
尿管を広げる薬
を使い、現在はあまり使うことはありませんが利尿剤も効果があるというデータがあります。



尿管の痛みに鎮痛薬は効かない?



尿管の痛みに対して、普通の鎮痛薬は効かず
石を外に出す時の陣痛
という風にとらえて諦めるしかなく、陣痛の痛みと同じように数時間ごとに波の様におそってきます。


しかし冷や汗をかくような痛みも医師が患部に手を当てる
手当て
をすると、ウソのように痛みが取れる場合があり、発生している痛みの半分程度は不安感によるものと言えます。



結石が出るスピード



水を飲んで結石が出てゆく期間は石のある場所によって異なり
若い女性で下流にある場合は数日で排出
男性で上流に5ミリ以上の結石がある場合は数ヶ月でも出ない
と様々です。



物理的に結石を破壊して出す



自然排石促進法でも結石が出ない時には、結石を砕いて排出する
体外衝撃波
を使った治療で、日本では8〜9割がこの方法が行われています。


結石が大きい場合や膀胱に近い所にある場合は、内視鏡を使って石を砕いて出すという方法や、最近は希になっていますが、腎臓に穴を開けて石を割って吸い出すという方法もあります。


このうち体外衝撃波による体へのダメージ(合併症)は、高血圧の人の場合には腎臓の出血リスクがありますが、専門医なら心配なく治療を受ける事ができます。


これらの治療で石が砕ければ治療は終了というわけではなく、砕いた石は積極的に水分を摂って排出することが大切で、もし砕いた石が残っていればそれが核となって石が成長することがありますので、完全に排出を確認できるまでは通院治療が必要になります。


結石を砕く目安は
直径5ミリ以上
となっていますが、結石が出来る場所や高齢であると尿管から排出しにくい場合や、尿管が細い、尿管に奇形があるなどの場合には判断も変わってきます。


また腎機能が低い時には結石が小さくても破砕して排出するようにします。
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