アトピー性皮膚炎と夏

アトピー性皮膚炎と夏

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アトピーの治療は進歩しても・・・



10年前に比べるとアトピー性皮膚炎について
アトピーの原因
アトピーの予防
アトピーの治療法
など驚くべき進化があるのですが、肝心の
お母さんの対応
は同じなのです。


実際に赤ちゃんの世話をしているのはお母さんですから、アトピーを取り巻く環境が変わっている事を知らないとより良いケアもできないのです。



プールで感染するのは?



夏になると自宅や保育園、学校などでプールに入る事もありますが、アトピーのある子どもはそのような時にプールに入っても良いのか?悪いのか?病院で診断書を書いてもらう場面も出てきます。


アトピー性皮膚炎の子供は皮膚のバリヤーが弱くプールでは
  • とびひ
  • 水いぼ
などの感染症が心配されます。


保育園や幼稚園で水いぼがあると「治ってからでないとプールには入れません」と言われる事があります。


しかし、日本皮膚科学会と日本小児皮膚科学会、臨床皮膚科医会では今年の春に
  • 水いぼがあってもプールに入れる
  • プールで水いぼはうつらない
という事を発表してます。


水いぼは
  • バスタオル
  • ビート板
などの共用で感染します。




バスタオルなどは個人ごとに使うものなのですが、脱衣所にある共用のカゴを使うことが感染源となります。


次に【とびひ】ですが【とびひ】はプールで感染しますので注意が必要です。



アトピーとプール



アトピー性皮膚炎など皮膚の痒みは温めるとひどくなり、冷やすとましになりますのでお風呂に入る時間よりプールに入る時間は長くなります。


プールではプールの水と、上がった後のシャワーで皮膚の脂分などが根こそぎ洗い流されてしまいます。


プールの後には、シャワーを浴びた後すぐにスキンケアやアトピー性皮膚炎の治療を行うのが理想で、それが無理なら家に帰ってすぐにスキンケアと治療を行う様にしましょう。



プールに入る時は
ケアと治療を1回増やす
とおぼえておきましょう。
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