食物アレルギーがどのような食べ物で起こるのか?

食物アレルギーがどのような食べ物で起こるのか?

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一番多い食物アレルギー



食物アレルギーが多い食物として

・卵・小麦・牛乳

が有名で、このアレルギーを発症する年齢帯があります。

1歳前の赤ちゃんの食物アレルギーは・卵、小麦、牛乳が原因の食物アレルギーがほとんどで3歳くらいまでこの傾向が続きます。

この年齢は離乳食を食べてゆく時期となり、卵などは特に白身にアレルギー反応を起こすと言われており、火を通した状態の卵より生の状態が激しい反応を示します。

牛乳のアレルギーでは牛乳のみならず、チーズやヨーグルトなど乳製品全般に注意をする必要があります。

小麦は、麺類やパン、お菓子など多くの食物に含まれる食材ですので、小麦アレルギーがあるとほとんどの食物に注意しなければなりません。



成長すると変化する食物アレルギー



幼児期から年齢が上がってくると・卵・小麦・牛乳アレルギーは減って来る代わりに、甲殻類である
・エビ・カニ
のアレルギーが増えてきます。

また他のアレルギーとして・魚・そば・ピーナツなど様々あるのですが、松茸でアナフィラキシーを起こした例もあり、人によってアレルギーを起こす食品は多種多様なのです。



最近増えてきている食物アレルギー



最近の傾向として1〜2歳の子供に・イクラのアレルギーが増えています。

昔なら子供がイクラを食べる事などはとんど無かったのですが、最近ではイクラを食べる機会が増えてきているのがその背景と考えられています。

果物のアレルギーも増えてきているのですが、これは同じ植物のスギ花粉症と関連があります。

また、白樺の花粉症が多い北海道では、白樺と成分が似ている
りんごを食べると喉が痒い
という症状が多いという事が知られています。

果物のアレルギー症状は、口の中や喉の奥が痒くなったり痛くなったりなることが多く【口腔アレルギー症候群】とい呼ばれています。

果物アレルギーは口腔内で収まっているのか、全身のアレルギーになるのかはよくわかっていません。



輸入されたアレルギー、外国のアレルギー



人によってアレルギーを起こす食物は違うのですが、果物アレルギーで最も多いのが・キウイフルーツです。

そもそも昔は日本にキウイは無く、キウイの普及と共にキウイアレルギーも増加してきました。

タイの北部では昆虫を食べる習慣があり、その地域では蟻の卵を食べた時に起こるアレルギーが問題になっているそうです。

このように地域によって食文化も異なり、年齢によってもアレルギーを起こす食品は違ってきますので、今後も食物アレルギーは変化し続けると考えられます。
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