お母さんが気をつけるコトは?

お母さんが気をつけるコトは?

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食物アレルギーにならない方法とは!?



食物アレルギーにならない方法や食物アレルギーを予防する方法は諸説あり、その一つに『衛生仮説』と呼ばれるものがあり「キレイな環境よりも非衛生的な環境の方がアレルギーになりにくい」というものです。

だからといって、家を掃除しなくても良いのか?と言えばアレルギーの原因物質が増えてしまいアレルギー症状がひどくなる場合も考えられますので、その環境にその人が適応しているのか?という事がポイントになり、万人に当てはまるという訳ではありません。

他には『腸の環境を整える』というもので、様々な種類の腸内細菌のうち善玉菌を増やし悪玉菌を減らせばアレルギーが起こりにくくなる事から注目を集めています。

善玉菌は・乳酸菌・ビフィズス菌などが代表的でヨーグルトを毎日食べれば良い!のですがアレルギー予防の決定的な決め手にまでは至っていません。



3つの都市伝説



妊娠中の除去食
生まれてくる子供の為に妊娠中から卵や牛乳を控えれば、将来食物アレルギーを防げる様になる!と今までは信じられてきました。

しかし妊婦さんがアレルギー除去食を行っても、赤ちゃんが食物アレルギーにならないとは限らないのです。


授乳期の除去食
母乳には母親が食べた物の成分が微量ながら含まれています。
そこで授乳期間中には食物アレルギーを引き起こす食品を食べないと、赤ちゃんも食物アレルギーにならないという考えですが、お母さんが除去食にしても子供がアレルギーになる、ならないは関連性が無いとされています。


離乳食でアレルギー食品を避ける
離乳食の段階で、卵や乳製品などアレルギーになる食品を食べさせ始めるのは遅らせた方が良いと考えられてきましたが、アレルギーのなりやすさとは関係の無い事がわかっています。


このような以前の食物アレルギーについての考え方は2008年にアメリカの小児学会が「根拠の無いもの!」と発表したことがきっかけとなり、以降ヨーロッパでも日本でも同じ様に考え方は改められました。

今までは、お母さんの食生活のせいで子供がアレルギーになったのではないか?と根拠の無い情報で悩んでいたかもしれませんが決してそのようなことは無いのです。



子供を食物アレルギーから守るためには!



予防的措置として食物アレルギーを起こす食物から遠ざけても効果は無い事ははっきりしました。

子供の成長と共に腸も成長しますので、日々の食事は和食を中心としたイメージの献立で、様々な食品を食べさせて行くというのが、人間本来の機能が一番発揮できると考えられます。

また妊婦さんもヘルシーな食生活を心がけることで赤ちゃんにとっても良い影響を与えることができるのです。
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05 お母さんが気をつけるコトは?関連エントリー

01 食物アレルギーはなぜ起こるのか?症状は!
食物アレルギーは体の中でどのように起こっているのでしょうか?アナフィラキシーショックになるとどんな症状が出てくるのでしょうか?
02 食物アレルギーがどのような食べ物で起こるのか?
小麦、ピーナツ、卵など特定の食物で起こるアレルギー!他にはどのような食物でアレルギーが起こるのでしょうか?
03 食べてはいけない!は大変なコト
食物アレルギーを持つ人にとっては単に食事制限をすれば良いというものではなく、学校生活や社会生活においてその負担は大きなものになっています。
04 食べられるようになるポイント
食べて治すアレルギーが注目を集めていますが、ポイントを押さえないと危険な事にもなりかねません。