脱水弱者

脱水弱者

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脱水弱者とは



脱水弱者とは脱水になりやすい
  • 小さい子供
  • 高齢者
で、抵抗力の無い年齢層になっています。



子供で注意すること



小さい子供の場合には新陳代謝が激しく水分が多量に必要で、それに加えて大人より水分が奪われやすいという特徴があり、汗をかかなくても大人の2〜3倍も皮膚からどんどん水分は蒸発しています。


子供の場合には、遊びやスポーツに夢中になっていると水分を摂ることにも気がつかず知らない間に脱水になっている事もあります。


大人は喉が渇いた時に水分を摂りますが、水分消費が激しい子供の場合には大人と同じペースでは間に合わず
飲みたい時に飲ませてあげる
事が大切で、すぐに水分が摂れる様にしてあげる事が大切で、子供が何かに夢中で水分補給を忘れている時には、大人が教えてあげる事も必要です。


さらに新生児や幼児では、子供の様子や時間ごとなどに水分を与える様にします。



高齢者で注意すること



高齢者は元々体内の水分量が低く、成人では60%の水分量に対して50〜60歳では50%程度にまで減ってきます。


高齢者で水分量が減ってくるのは
筋肉量の低下
で筋肉は私たちの体の水分を貯めるタンクですから、筋肉を使わない生活や、食べる量が減ってしまうと誰でも筋肉は減ってきます。


また高齢者では体は水分が必要でも喉の渇きを感じにくくなり、3〜4時間お茶などを飲まなくても平気な人も多くいます。


これは、脳内で水分の低下を感じるセンサーが鈍くなり喉の渇きを感じにくくなるためです。


さらに、高齢者では
  • 歯が悪くなる
  • 飲み込みがうまくできない
  • 食欲低下
などの理由から食事などから摂る水分も減ってしまう事も高齢者が水分不足になる原因となっています。


他にも、夜間のトイレが心配という理由から水分を控えるという人もいます。


若いころは筋肉が多くあり、筋肉に水分を貯める事が出来るのですが高齢になって筋肉が少なくなると、飲んだ水はすぐに尿となってしまいトイレは近くなってしまいますが、飲まないと脱水の原因となってしまうのです。



寒い時期に高齢者が気をつけるコト



冬場では夏に比べて食べる量が減ってきますので、3度の食事はきちんと摂る事が大切ですし、
  • 食事の時にコップ1杯の水分
  • おやつの時間コップ1杯の水分
  • お風呂に入る前と上がった後にそれぞれコップ1杯の水分
  • 寝る前と起きた時にコップ1杯の水分
と、時間を決めて水分を飲む様にします。





これだけで一日8回、1200〜1500CCの水分摂取となり2〜3時間ごとにこまめに摂るコトがポイントで、この飲み方が高齢者の冬場の脱水予防につながります。
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