大腸がんで手術を選択しない場合

大腸がんで手術を選択しない場合

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抗がん剤治療について



前回に続き、一人暮らしで78歳(女性)でステージ3の大腸がんが見つかった場合を想定した場合です。


ガンの治療では手術のほかに
抗がん剤
を使った治療があり、単独で使う場合や組み合わせて使うなど様々なタイプの薬が日進月歩で進化しています。


治療期間でも、ひとつの治療を「1クール3ヵ月」をひとくくりとして治療を行っている場合や、それぞれ違った様々なアプローチで治療を行い
  • 血液検査
  • CT検査
などで定期的に治療の成果を確認してゆきます。


抗がん剤は
手術に伴う体力の消耗を避けられる
事が最大の利点で、たとえ完治はできなくてもガンと上手に付き合い今の生活を維持するという考え方の人が選択する治療法だと思われます。


知っておかなければならない事として抗がん剤治療ではガンは完全に治らず
  • ガンを小さくする
  • 進行を抑制する
事を目的に行い、また抗がん剤につきものの副作用として
  • 白血球や血小板の減少
  • 発熱や口内炎の発症
  • 食欲不振
  • 下痢
  • 吐き気
  • 脱毛
などがあり、それに伴って体重が減り体力も低下してゆきます。



治療後の対応



抗がん剤の治療がひとまず終わったとしても、その後に
定期的な血液検査
で、新たなガンが無いかをチェックしてゆく必要があり、もしガンの転移が確認されたときにも、主治医とよく相談してその時の対応を考えておく必要があります。


もし大腸がんが再発した場合には増殖したがん細胞によって
腸閉塞
が起こる可能性があり
  • 腹痛
  • 嘔吐
などの自覚症状が出てきます。


再発したガンの治療で再び抗がん剤を使っても効果が無い場合には、現在の急性期に対応する病院では再入院もできにくくなり、その後の対応として
緩和ケア
が選択肢としてあり
  • 緩和ケア病棟
  • 老人ホーム
  • 在宅緩和ケア
などがありますが、緩和ケア病棟は非常に少ないのが現状ですので、在宅での緩和ケアは考えておく必要があります。



緩和ケアの選択



家族がガンになり手術や抗がん剤での非常に苦しく辛い治療を介護した経験がある人では、自分にガンが見つかった場合には最初から緩和ケアを選択する人もいます。
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