リハビリテーションの目的

リハビリテーションの目的

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リハビリテーションとは



リハビリテーションとは
  • 人間らしく生きる権利を回復する
  • 楽しく充実した人生をもう一度再構築する
事を目的に取り組んで行きます。


ある患者さんは定年まぎわで脳梗塞になり、後遺症で片側の手足が不自由になってしまいました。


しかし、まだ仕事もあり趣味の書道では「師範レベルの腕前」で今後のリハビリでは
どのような生活を送りたいのか
が最重要項目になってきます。


リハビリでは、目的に応じていろいろな方法があり
  • どのような生活を目指すか
  • どのような社会活動をするのか
  • 仕事の内容
  • 趣味
など、人によって体の動かし方は千差万別で、それぞれに応じた機能回復に取り組む事がとても大切なのです。



困った時にはリクエスト!



健康な時には無意識に出来る動作が
怪我や病気になった時には出来ない
という経験は誰にでもあると思います。


病気や怪我の後遺症で障がいを負ってしまったり、高齢者になって若い頃の様な動作が出来なくなってくる事もあり、日常生活や社会生活に不自由を感じる場面も増えてきます。


例えば、外出先のトイレが上手く使えないという理由で外出をしなくなる人が多くなるという研究結果も出ており、ちょっとした不便を感じる事がきっかけで、生活の範囲がどんどん狭くなってしまいます。


このように困った時には、本当に細かいところまで、具体的にリハビリの専門家に相談してゆくことが効果的な解決につながります。



リハビリはオーダーメイド



全く同じ麻痺や障がいの人でも、やりたい事や生活の背景は違っていますので、リハビリもその人に合わせたオーダーメイドメニューで取り組む必要があります。


またリハビリを行う時にも、
  • こんな人生を送りたい!
  • こんな生活を送りたい!
  • こんな事がやりたい!
という要望を伝え、たとえ障がいを負っても諦めずに患者と専門家で協力して取り組んでゆくことがより良い人生につながります。
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01 リハビリテーションの目的関連エントリー

02 将来の生活を見据える大切さ
リハビリすれば歩ける様になる人は車いすを使ってはなりません!その理由とは
03 適切な道具を選び正しく使う
杖や装具を使う事に抵抗を持っていませんか?その考えが正しいのか、間違っているのか。
04 患者さんの「真の希望」を見つけるために
怪我や後遺症でリハビリに取り組む時、その目的をはっきりさせるのと、しないのでは、その後の人生に大きな差が生まれてしまいます。
05 病状が厳しくてもやれること
たとえ余命数ヶ月という状況でもリハビリに取り組むことで残された時間を有意義に過ごすことが出来た事例があります。