感音難聴とは何か?

感音難聴とは何か?

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いろいろな原因で起こります



音が聞こえにくくなる難聴には大きく分けて
  • 伝音難聴
  • 感音難聴
の2つがあります。



伝音難聴



伝音難聴とは外耳道や鼓膜、それよりも奥にある中耳の空洞など音の振動を伝える器官にトラブルがあり、神経にうまく振動が伝えられなくなるタイプの難聴で
一番の原因は耳垢
があり、外耳道に耳垢が詰まる事によって耳栓と同じ状態になり音が聞こえにくくなります。

他にも
  • 鼓膜に穴が開く
  • 鼓室(鼓膜の奥の空洞)に水が溜まる
事が原因で起こることがあります。



感音難聴



感音難聴とは、音を感じ取る神経の働きが障害されるタイプの難聴で
  • 何十年もかけて進行する加齢性難聴
  • 数年単位で進行する騒音性難聴
  • 急激に発症する音響外傷性感音難聴や突発性難聴
などがあります。


加齢性難聴
加齢性難聴は年齢と共に徐々に進行しますが、その本質は
うるさい音にさらされた時間の総量
で起こり
  • 生活騒音
  • 耳の酷使
が原因となります。


騒音性難聴
騒音性難聴はやかましい音にさらされ続ける事で起こり、板金工場や造船所の様に常に大きな音があるような場所で、耳栓も付けずに働いていると数年で難聴になってしまいます。


大きな音に一定時間以上さらされていると
  • 耳鳴り
  • 耳が詰まった感じ
を自覚し、これまでは騒音の激しい仕事をしている人のみが騒音性難聴になると思われていましたが、社会騒音や生活騒音でも発症し
  • 電車の中
  • 高速道路の走行中
  • 高出力のヘアドライヤー
などで感じる大きな音が耳にダメージを与えることがあるのです。


またスマホ利用の増加により、世界中で11億人がスマートフォンの不適切な使用によって難聴のリスクに直面しているといわれています。


120デシベル以上のとても大きな音を10秒程度聞くだけで音響外傷性難聴になるリスクがあり
  • 雷の音
  • 陸上競技のスタートの音
  • 満席のスタジアムでの歓声
などで120デシベルを超える瞬間があり、難聴になるリスクとして注意しておく必要があります。


突発性難聴
突発性難聴は片方の耳だけがある日突然に高度な難聴になるタイプで原因はよくわかっておらず、医療機関での治療は経験的に良いといわれているものを組み合わせて治療を行ってゆきますが
出来るだけ早い治療
が良い結果を得られます。



驚きのメカニズム



耳の中にある蝸牛という器官があり、ここで音の振動を電気信号に変え脳に伝えます。


蝸牛の中には
有毛細胞
というものがあり、音の振動に対して
1秒間に2万回
も伸縮し、この運動によって脳に伝わる神経インパルスを作り出します。


うるさい音にさらされ続けると有毛細胞も疲労してしまい、栄養源の一つである酸素を十分に活用できなくなり、ひどくなると
  • 酸欠による細胞死
  • 大きな音による破壊
などが起こります。



具体的な治療



ゆっくりと進行する加齢性難聴や大きな音で起こる騒音性難聴の治療法はありません。


それに対して、音響外傷や突発性難聴に対しては
  • 点滴
  • ステロイド
が有効であると言われています。


いずれの難聴にも共通して言える事は、蝸牛の中の有毛細胞に一度でも大きな障害を受ければ回復しないという事ですので、大きな音に耳をさらし続けることは極力避け
難聴になりたくなければ予防が一番
という結論になるのです。
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