耳にとって大きな音とは

耳にとって大きな音とは

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学生は要注意



加齢に伴う難聴の増加は世界中どこでも同じようにあります。


しかしここ10年では
高校生から大学生の若者世代で
その前後の世代よりも、明らかに難聴者が増加しているという報告があり、これは日本だけでなく世界中で共通した傾向になっています。


その原因として
  • 人込みの中でスマートフォンを耳につよくあてる
  • 日常的にイヤホンで音楽を聴き続ける
などのライフスタイルがあります。



耳の健康を守るのは至難の業



WHOは2015年3月に
メイクリスニングセイフ(安全に聞きましょう)
という啓発プログラムをスタートさせており
  • スマートフォンの通話やイヤホンは1日59分まで
  • ハンマーや電動工具のパワードリルなどの作業は耳栓なしで15分未満
  • オートバイ乗車で耳を覆わないヘルメットの使用は1日47分まで
  • ヘアドライヤーは1日15分まで
  • コンサート会場は30秒未満
という驚きの内容になっています。


世の中が便利になった分、社会騒音や生活騒音が多くなり、昔と比べて大きな音にさらされ続けている環境が難聴を多くしている原因と考えられます。



これで予防しよう!



難聴を予防するには、スマホでは音量の最大値に制限をかける設定をしておく事や、簡易騒音計を使って85db以上の音を聞かないような設定にしておけば耳を守ることができます。




イヤホンを使う時は、耳にフィットするものを選んだり、外の音が入り込んでくる時にはヘッドホンに変えるなどで、音量を上げずに使えるようにしておくことが大切です。


ほとんどのイヤホンは最大音量が110dbに設計されており、最近では大きな音にしなくてもクリアな音を聞くことができるノイズキャンセリング機能がついているものもあります。


大きな音を遮るには耳栓を使いますが、音を遮るレベルによって性能は変わってきます。


日本ではJIS規格に応じて
  • 1種
  • 2種
があり、1種は騒音の大きな職場で使うもので、日常生活での騒音は2種で十分です。


海外の耳栓の規格は「EP」で「EP4」や「EP11」などがあり、数字が大きいほど大きな音に対応しています。


最新の耳栓では装着していてもスマホの通話が普通にできるタイプのものもあり、サングラスや日焼け止めで紫外線から肌を防ぐがごとく、有害な音から耳を守る習慣を身に着けたいものです。







コンサートでの対策



ロックコンサートの会場では前から5列くらいまでは110dbほどの音量に設定されており、耳鼻科の立場からすると
耳に過大な負担のかかる環境
であると言え、もしロックコンサートの翌朝
耳鳴り
を感じた時には、大切な有毛細胞がかなりのダメージを受けている可能性が高くなります。


大きな音の場所に行く時や、生活の中や遊びで大きな音がする場面では、耳栓をしていただき、可能な限り耳を守ることが必要です。



ダメージからの回復法



大きな音で耳がダメージを受けたときの回復法として
  • 水分の補給
  • カフェインを控える
などがあります。


もし、うるさい音を聞いた翌日の耳鳴りが1日で消えない時には耳鼻科を受診しましょう。
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