具体的な症状について
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老年症候群年齢である75歳以上の後期高齢者に出てくる具体的な症状は
などが上げられます。
また65歳以上の前期高齢者から見られる症状として
などがあります。高齢化が進むに連れ機能低下が顕著に見られ精神症状も多く見られるようになってきます。
後期高齢者で気をつける事は、視力や聴力の低下に加え、精神機能の変化による認知能力の低下があります。
さらに、それらに伴う低栄養状態や免疫力の低下などで感染症にかかりやすくなります。
また、治療を受けて副作用が出る遺伝性の疾患なども出てきます。
寝たきりの人は床ずれに気をつける事や、尿失禁や転倒予防など、これらは全てにおいて身体機能の低下によるものであり、少しの事で重症化しやすいので注意が必要です。
背中が丸くなると、それだけで転倒しやすくなり、その事が気になって外出しにくくなります。
また背中が丸くなると、肺や食道の病気になるリスクが5倍から10倍にもなってしまいます。
肺の病気では、肺の拡張が不十分になる【拘束性肺疾患】や、勢い良く息が吐き出せない【閉塞性肺疾患】に発展しやすくなり、胃の病気では、食べたものが胃から食道に戻る【逆流性食道炎】や【食道裂孔ヘルニア】になります。
このように、背中が丸くなるだけで色々な健康リスクが発生しますので、老年症候群は軽い症状でも気をつけるようにしなければなりません。
いままで述べた症状を始めとして、老年症候群では50種類以上の色々な病気が見られ、これらは全て加齢による機能の低下によるものなのです。
視力や聴力が低下すると、入ってくる情報が少ないので考える事が少なくなり、注意力も散漫になりがちです。
注意力が低下すると、食べる時も噛んだり飲み込んだりする能力の低下になりますので、その結果、低栄養状態になり免疫力が低下し病気にかかりやすくなる、という悪循環に陥ってしまいます。
さらに筋力の低下は転倒しやすくなり、免疫力の低下は、薬の副作用も出やすくなりますので、治療を受ける時には、負の連鎖を断ち切らなければなりません。
日本政経学会では
などの高齢化に伴う足腰の衰えを7項目のチェック方法で【ロコモティブシンドローム】かどうか分かるようにしています。
【ロコモティブシンドローム】があると同年代の健康な人に比べて身体機能の低下ばかりでなく生活の質の低下、精神面で「社会の役に立てない」と気持ちが沈んでしまう傾向にあります。
老年症候群が進んでいる人には、精神面からも生活の質を上げるような取組みが大切な事になるのです。
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高齢者になると出てくる症状
老年症候群年齢である75歳以上の後期高齢者に出てくる具体的な症状は
- 尿失禁
- 視力、聴力の低下
- せん妄(意識混濁に加えて幻覚や錯覚が見られるような状態)
- うつ病
などが上げられます。
また65歳以上の前期高齢者から見られる症状として
- 関節の変形による歩行障害
- 背骨が弱くなって曲がってくる
- 転倒による骨折
などがあります。高齢化が進むに連れ機能低下が顕著に見られ精神症状も多く見られるようになってきます。
気をつけたい症状は?
後期高齢者で気をつける事は、視力や聴力の低下に加え、精神機能の変化による認知能力の低下があります。
さらに、それらに伴う低栄養状態や免疫力の低下などで感染症にかかりやすくなります。
また、治療を受けて副作用が出る遺伝性の疾患なども出てきます。
寝たきりの人は床ずれに気をつける事や、尿失禁や転倒予防など、これらは全てにおいて身体機能の低下によるものであり、少しの事で重症化しやすいので注意が必要です。
背中が丸くなるだけで・・・
背中が丸くなると、それだけで転倒しやすくなり、その事が気になって外出しにくくなります。
また背中が丸くなると、肺や食道の病気になるリスクが5倍から10倍にもなってしまいます。
肺の病気では、肺の拡張が不十分になる【拘束性肺疾患】や、勢い良く息が吐き出せない【閉塞性肺疾患】に発展しやすくなり、胃の病気では、食べたものが胃から食道に戻る【逆流性食道炎】や【食道裂孔ヘルニア】になります。
このように、背中が丸くなるだけで色々な健康リスクが発生しますので、老年症候群は軽い症状でも気をつけるようにしなければなりません。
負の連鎖
いままで述べた症状を始めとして、老年症候群では50種類以上の色々な病気が見られ、これらは全て加齢による機能の低下によるものなのです。
視力や聴力が低下すると、入ってくる情報が少ないので考える事が少なくなり、注意力も散漫になりがちです。
注意力が低下すると、食べる時も噛んだり飲み込んだりする能力の低下になりますので、その結果、低栄養状態になり免疫力が低下し病気にかかりやすくなる、という悪循環に陥ってしまいます。
さらに筋力の低下は転倒しやすくなり、免疫力の低下は、薬の副作用も出やすくなりますので、治療を受ける時には、負の連鎖を断ち切らなければなりません。
ロコモティブシンドローム
日本政経学会では
- 方足立ちで靴下が履けない
- 家の中で躓いたり滑ったりする
- 階段を上がるのに手すりが必要
- 横断歩道を青信号で渡り切れない
- 15分くらい続けて歩けない
- 2キログラム程度の買い物の荷物を持って帰れない
- 布団の上げ下ろしや掃除機がけなど負荷のかかる家事が困難になる
などの高齢化に伴う足腰の衰えを7項目のチェック方法で【ロコモティブシンドローム】かどうか分かるようにしています。
【ロコモティブシンドローム】があると同年代の健康な人に比べて身体機能の低下ばかりでなく生活の質の低下、精神面で「社会の役に立てない」と気持ちが沈んでしまう傾向にあります。
老年症候群が進んでいる人には、精神面からも生活の質を上げるような取組みが大切な事になるのです。
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02 具体的な症状について関連エントリー
- 01 全身を見るということ
- 高齢になると様々な体の衰えが出てきます。衰えを放置したままにしておくと病気や怪我などで寝たきりになる可能性が高まってきます。普段からの努力でそれらを回避するには?
- 03 診断について
- なんとなく息切れがする、食欲が無い、後期高齢者がこのような訴えをする場合には、その後ろに大きな病気が隠れている場合もあります。そのような時の対処法を知っておきましょう。
- 04 治療について
- 老年症候群で心不全や脳血管障害、寝たきりや床ずれなどになった場合の治療と回復法、老年症候群にならないための自分と周囲の取組みについて
- 05 生き生き生活するために!
- 老年症候群が出てくる後期高齢者になるといろいろな病気や不具合が出来きますが、それらを跳ね返すような生き方がこれからの高齢者には求められています。