爪に見る体の状態

爪に見る体の状態

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爪の色で健康がわかる?



爪は健康のバロメーターと言われる事があり、爪の色の変化は爪の病気ばかりでなく、全身の病気のサインである事もあります。


健康的な爪は
キレイな薄いピンク
で、爪の下の皮膚の色が透けて見える状態です。



爪の色で病気がわかる



もし爪の色が緑色なら
緑膿菌
という細菌が感染しており、水仕事が多い人やジェルネイルの間に水が入り、そこから細菌が入って繁殖した状態にあります。


爪が紫色なら
  • チアノーゼ
  • が疑われ
  • 悪性貧血
  • 心疾患
がある時に見られる症状です。


赤い爪の色は
多血症
という赤血球が多くなった時に起こり、赤血球が多すぎると血管がつまりやすく、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが増大してきます。


黄色い爪は
  • 呼吸器疾患
  • リンパ浮腫
  • 甲状腺疾患
などで見られます。


白い爪は
  • 水虫(白癬菌の感染)
  • カンジタなどのカビ
  • マニキュアの使いすぎ
  • 爪が割れた時
などに見られます。



この色は要注意



爪の色の中でも気をつけたいのは
黒い爪
で、指を挟んだりして出来た血豆の場合は心配いりませんが、そのような事がないのに爪に小さな黒い点が不規則に広がるような場合には
悪性黒色腫
という悪性の皮膚がんの可能性があります。



爪の根元の三日月は?



爪の根元に見える白い部分は
爪半月
と呼ばれ年齢を重ねると段々見られなくなりますが、爪半月があるなしは健康状態とは関係ないと考えられています。



爪がシマシマ模様になった!



爪にシマシマ模様が出ることがありますがこれは
色素線条(しきそせんじょう)
と呼ばれる「爪のホクロ」のようなもので加齢による生理的なものや
子供に出来た時には自然に消える場合が多いのが特徴ですが、悪性黒色腫との鑑別が必要になる場合もあります。


色素線条ならまっすぐな模様ですが、悪性黒色腫の場合には【にじむ】ような模様になるのが特徴です。



爪が折れる、割れる!



爪も細胞でできていますので、栄養障害や貧血などで爪に十分な栄養が行かないと、爪がボロボロになることが有ります。


他にも、水仕事や酸性アルカリ性などの薬品を扱ったり、マニキュアやジェルネイルなどを使いすぎると爪が薄く、もろくなってしまいます。


爪が薄くなると
スプーンネイル
と呼ばれるスプーン状の爪になったり、割れ爪の原因にもなります。


爪を健康な状態にするには
  • 栄養や貧血の改善
  • 油性のクリームやオイルで保湿
などでケアする事が大切です。

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爪はタンパク質でできていますが、タンパク質の他にも
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • ナトリウム
などが含まれており、他の細胞と同様に酸素やエネルギー源も必要ですので、爪の健康のためには
バランスの良い食事
を心がけるようにして下さい。
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