低栄養の現実


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こんな人が低栄養に



高齢になると若い頃より動くことも少なく食も細くなってゆきます。


日常生活で活動量が低下して食事の量が少なくなる事は自然なことなのですが
粗食が長生き
というイメージから、必要以上に摂取エネルギーが減ってくると低栄養になってしまい、さらに動く機会がへってくると筋肉の量も減ってきます。


75歳以上の人で外にでて活発に活動している人で低栄養な人は、日本でも世界でも全体の1割未満と言われていますが、要介護認定を受けている人や、施設や病院にいる高齢者になると低栄養の割合は全体の半分程度とその割合は大きくなってきます。



低栄養を防ぐには




低栄養にならないためには
体重を知る
事が有効な目安になり、健康の記録として血圧などと共に日ごろからチェックするようにしましょう。


病気も無く普通の生活を送っていて、特別なダイエットなどをしないで
半年で2〜3キロ体重が減る
のは注意が必要です。


体重を維持するには
  • 食べる量(総カロリー)
  • タンパク質の多い食事
などに気を遣うようにし、肉や魚、乳製品、大豆を使ったものなどをまんべんなく食べるように心がけましょう。


  


体格や生活環境によって異なってきますが、目安となる摂取カロリーは
体重1キロあたり25〜30キロカロリー
が必要で、体重50キロの人では1日1500〜1800キロカロリーは必要になってきます。


もし病気もなく普通の生活をしていて体重が減っているようなら、摂取カロリーが少ない証拠ですので、もう少し多く食べるようにしましょう。


以下の様な病気
  • 心不全
  • 腎臓の病気
  • 肝臓の病気
などがある場合では、体に水が溜まっていますので体重をチェックするだけでは低栄養かどうかを知ることはできませんので注意が必要です。
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