睡眠障害に原因がある場合

睡眠障害に原因がある場合

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夜間頻尿と睡眠障害の関係



睡眠障害があると夜間頻尿になる事もあります。


眠りが浅いと夜何度も目が覚めてしまい
  • 尿意を感じて目が覚めたのか?
  • 目が覚めたからトイレに行きたくなったのか?
の判断がなかなかつきませんが、夜間頻尿のかなりの原因が睡眠障害にあるとされています。



睡眠時無呼吸症候群で多尿になるメカニズム



睡眠障害では寝ている時に呼吸が何度も止まってしまう【睡眠時無呼吸症候群】が有名で、寝ている間に尿意を感じる原因には【夜間多尿】があります。


睡眠時無呼吸症候群は舌の根元が気道を塞いでしまい寝ている間に呼吸が止まってしまいます。

すると息を吸っても入り口が閉ざされていることから胸が負圧になり、体は
静脈の血液を心臓に戻す
事で胸の圧力を保とうとする働きがあります。


心臓に血液の量が増えると
水分が多くなった!
と体が判断して利尿ホルモンが分泌される結果夜間多尿になってしまいます。


また睡眠時無呼吸症候群の患者さんは寝ている間は低酸素状態が続きます。


低酸素状態が続くと、腎臓で一度濾過した老廃物から水分を再吸収するという大切な工程がうまく行かず、その結果夜間多尿になってしまうのです。


このように睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、必要以上に水分を排出していますので夜喉が渇くという自覚症状を感じる人もいます。



睡眠時無呼吸症候群の治療



睡眠時無呼吸症候群になると
心筋梗塞
など命に関わる病気のリスクが増し生活の質も落ちてしまいます。


睡眠時無呼吸症候群の治療として
シーパップ
という器具が使われており、シーパップを使うことでより良い睡眠が得られる結果
  • 心筋梗塞のリスクが下がる
  • 夜間頻尿が大きく改善する
などの効果が期待できます。



他の睡眠障害



他にも眠れない病気には
  • 不眠症
  • うつ病(抑うつ状態)
  • むずむず脚症候群
などがありますので、そのような時には心療内科の受診をおすすめします。
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