日常生活での対策

日常生活での対策

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夜間頻尿には
  • 心臓病
  • 睡眠時無呼吸症候群
などの原因がありますが、健康な人が夜間頻尿について気をつける事や改善法とはどのようなものなのでしょう?



足上げの習慣



日中は重力によって下半身に水分が溜まりやすくなりますので
  • 昼寝をする時はクッションで足を上げる
  • 午後に休憩したり、くつろぐ時には足を上げる
こうすることで、水分が上半身に移動して足のむくみが取れます。




足を上げると余分な水分が血管の中に戻り、心臓から腎臓に運ばれ水分が排出されます。


ただし尿になるには時間がかかり、夜間頻尿対策としては
午後の時間帯に行う
のが有効で、最低でも寝る2〜3時間前にやっておく必要があります。



入浴も効果があります



夜間頻尿の原因となる
足に溜まった余分な水分の排出
にはお風呂に入る事も有効です。


これは足にかかる水圧によって余分な水分が血液に戻る効果があるためで、足にむくみのある人にプールに入ってもらうと、その後の尿の量が増えるというデータもあります。


入浴効果も足上げと同じように、おしっこになるには時間がかかりますので寝る3時間前にはお風呂に入るようにして、さらに寝る前には忘れずにトイレに行けば夜間頻尿はずいぶん減ってきます。


高齢者の方ではお風呂に入らず寝る人もいますが、この入浴法を実践してもらうと
確かに夜間頻尿が減った!
という声が多く聞かれます。



有効な食事の摂り方



仕事から帰って来て、ビールを飲みながら食事をして風呂に入らず寝るというのは最も避けたい習慣です。


夜間頻尿対策には
  • 寝る前2〜3時間前の食事
  • ほどほどのアルコール
  • 早めの入浴
を心がけるようにします。


アルコールやカフェインには利尿作用があり、過度な摂取を控えると夜間頻尿も改善されます。


また塩分を控える事も大切で、過剰な塩分摂取は塩分を排出するために尿の量が増えるばかりか血圧のためにもよくありません。



運動効果



昼間に体をよく動かせばぐっすり眠ることができ良質な睡眠を得るために運動はとても良い習慣です。


『脚は第二の心臓』と言われる程で、脚の血液を心臓に送り返すふくらはぎの筋肉を使うウォーキングなどはオススメの運動です。




夜間頻尿で病院に行くタイミングとは



昼間も夜間も頻尿症状があれば泌尿器の病気の可能性が高いので早めに病院に行くようにしましょう。


夜だけの頻尿の場合には
  • 午後の足上げ
  • 寝る3時間前の入浴
  • 寝る3時間前の食事
  • アルコールやカフェインを控える
  • 塩分控えめな食事
  • ウォーキングなどの運動
をこころがけて改善を図ります。


きちんと対策をしていても夜間頻尿で困る様なときには、気軽に泌尿器科を受診するようにしてください。
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