患者の苦しみを知るために

患者の苦しみを知るために

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苦しみを知る方法とは



患者さんの苦しみを知るためには
どんな苦しみがあるのかその本質を知る
事に注力します。


体の苦しみには
  • トイレにさえ一人で行けなくなった
  • 少し動いただけで息が切れる
などがあり、心の苦しみとして
  • 病気になったので孫の成長が見届けられなくなった
  • 家族に迷惑をかけるのが心苦しい
など、患者さんにとっては一度にこのような苦しみが押し寄せてきます。


そのような苦しみを考えてみると【苦しみ】とは
希望と現実のギャップである
事がわかり、患者さんの何気ない言葉や態度の中に多くの苦しみを見出すことができます。



絶望的な状況で



患者さんの苦しみを取り除くには、希望と現実のギャップをどのようにして埋めてゆくのか?という事なのですが、苦しみの種類によって対応も変わってきます。


身体的な苦しみには薬を使うなどで対応ができます。


精神的な苦しみにも薬や環境を整えてやれば対応出来る事があります。


経済的に苦しいとか、人から頼りにされない様になるなど社会的な苦しみには、社会保障制度や地域の様々な支援を受ける事ができます。


しかし医学でも救うことができない『命』の苦しみは理不尽な苦しみとして患者さんにのしかかり、家族や医師など周囲の人間には
かける言葉も無い
絶望的な状況に直面します。


絶望的な状況の患者さんと向き合う時には
  • 今までどのような人生を送ってきたのか
  • この病気にどんな意味があるのか
そのような事を丁寧に聞くことから始めてゆき、現在の苦しみに至るまでの大切な事に気がつくきっかけを見つけてゆきます。


家族であったり、、友人であったり、自分の健康な時であったりには当たり前すぎて気がつかないような事はたくさんあるのですが、病気になって初めて見えてくる事があり、その気付きが病気に向き合える力になるのではないかと思います。



ホンネを知る



患者さんは全ての人に自分の苦しみを語るのではなく
ホンネを言える相手にだけ言う
という思いがあり、通り一遍の対応ではなく丁寧に気を配った対応を行えば、ホンネを知るきっかけを見つける事ができるかも知れません。


同じものを見ていても、意識や思いは人それぞれで、見たものや感じたものの受け止め方は違ってきます。


患者さんと触れ合う中で、信頼関係を作りちょっとした変化を感じられるような感性を磨いて行く事が患者さんの本当の気持ちを知る事につながってゆくと思います。
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