偏頭痛について

偏頭痛について

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偏頭痛の特徴



偏頭痛は若い女性に多くみられ、名前から片側に起こる頭痛だと思われがちですが、そうばかりとも限りません。

偏頭痛の痛みの性質として、頭の中で心臓が脈を打っているような“拍動性”の痛みがあります。

また頭痛が出てきたときには、光や音が過敏に感じられ、目と耳を押さえずにはいられないような場合もあります。

さらに、体を動かすと痛みが激しくなるので日常生活をおくる上で大きな障害になってしまいます。



偏頭痛の起きるタイミング



頭痛が起こる前には、来る!という前兆を感じる人が多く、30分から1時間前に目の前がチカチカしたり、物が見えにくくなったりする症状が現れます。

そして、それらの症状が治まった後に激しい頭痛がやってきます。

また前兆を感じない偏頭痛もあり、こちらはいつ起こるか分からず、いきなり激しい痛みが襲ってきます。



頭痛の治療



10年ほど前には、鎮痛薬での対処法しか治療がなかったのですが、現在では

『トリプタン』

という特効薬があり、トリプタンを飲むか注射すれば、45分から1時間で良くなる人が多くなってきています。

ただし、トリプタンは痛みを感じてから使わないと効果が無く、予兆の段階では使えません。

激しい偏頭痛には、トリプタンを上手く使って対処してゆかなければなりません。

トリプタンは良い薬ですが、飲むタイミングを間違えると全く効きません。トリプタンを飲んでも頭痛がおさまらない場合には、飲み方を再チェックする必要があります。

偏頭痛の痛みに関してはトリプタンがよく効くのですが、頭痛の原因を完全に取り除き、偏頭痛を完治させるということは出来ません。

いずれにせよ、偏頭痛の治療には専門医に診てもらい的確に診断、治療してもらうことが何よりも大切なのです。


偏頭痛の引き金



人によって、頭痛を引き起こす原因がわかっているケースがあります。

朝の強い光を浴びたり、強い香水の匂いをかいだり、他にもストレスを感じたりストレスから解放された時に偏頭痛が起こる場合があります。

仕事中には頭痛が起こらなくても、週末など仕事のストレスから解消された時に偏頭痛が起こる人などは、週末が憂鬱に感じられてしまいます。

原因のはっきりしている偏頭痛の場合は、工夫して対処して乗り切っている人も多くいます。
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02 偏頭痛について関連エントリー

01 頭痛のタイプ
頭痛にはいろいろなタイプがあります。頭痛それぞれの症状や原因をさぐります。
03 緊張型頭痛について
同じ頭痛でも緊張型頭痛は偏頭痛と違います。対処法を間違うとさらにひどくなるので、頭痛がある場合には専門医を受診して適切な診断を受ける必要があります。
04 群発頭痛について
群発頭痛を発症する人は少数ですが、偏頭痛と同じく激しい痛みで患者さんを苦しめます。群発頭痛も他の頭痛と同じく正しい診断から正しい治療が始まってゆきます。
05 頭痛の悩みを解消
偏頭痛、群発頭痛、緊張型頭痛など頭痛は頭の痛い問題です。慢性的な頭痛の解消法とは