緊張型頭痛について

緊張型頭痛について

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緊張型頭痛の特徴



緊張型頭痛は偏頭痛のように吐く様なことは殆ど無く、脈が打つような“ズキンズキン”するような痛みもありません。

緊張型頭痛の痛みの特徴として、頭が締め付けられるように感じる痛みがあげられます。

この頭痛では、痛みをこらえながらでも何とか仕事や家事をすることができているのですが、偏頭痛に比べて長期間頭痛が続くようなことがあり、長い場合だと1週間や2週間も続くようなこともあります。

緊張した時やストレスを感じた時に頭痛が起こり、以前は筋肉の緊張が原因で頭痛が起こるとされていましたが最近では、心理的な緊張だけでも起こるとも言われています。

仕事中同じ姿勢をとり続けて筋肉の緊張が頭痛の引き金になったり、会議やプレゼンなどの精神的ストレスが引き金になることもあります。

緊張型頭痛の発生は偏頭痛に比べて多く、人口の25%もの人が経験していると言われています。



緊張型頭痛の治療



緊張型頭痛の治療には何よりもストレスをなくすことが第一です。

しかし現代社会においてストレスの無い生活など送れるはずが無く、緊張型頭痛には通常の鎮痛薬を使っても30分から1時間もすると、再び痛みが出てきます。

そのような場合には筋肉の緊張を取る薬や、不安を取り除く「抗不安薬」などを使って対処します。

筋緊張や不安を取り除く薬を一緒に使うと、鎮痛薬は非常に良く効きます。



病院に行きましょう!



緊張型頭痛の場合頭痛を放置していると脳の病気ではないか?などという不安を常に感じていなければならず、そのような不安からさらに緊張型頭痛を助長してしまいます。

しかし診断を受け病名がはっきりすることで不安やストレスを取り除く事になり、その結果頭痛軽減することにもつながるのです。

偏頭痛の場合はストレスから解消される時に起こる場合もありますが、緊張型頭痛の場合はストレスを取り除く事が、頭痛解消になります。

このように頭痛で悩んでいる場合には、専門医の診断を受け頭痛の種類を特定し、頭痛のタイプに応じた対処をすることが唯一の頭痛解消法になります。



正しい対処法とは



緊張型頭痛の原因であるストレスとの向き合い方は、運動や趣味を持つなど生活に変化をもたせストレスを感じにくいようにする工夫でのりきれます。

頭痛イコール頭痛薬という安易な対処法を取ると、市販の頭痛薬をたくさん飲んでしまうことにもなりかねません。

緊張型頭痛の場合は、市販の鎮痛薬が原因で頭痛が起こる場合もあり、さらに悪循環になってしまうケースもあります。

くれぐれも頭痛は専門医の診断を受けましょう。
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